アメリカでベジタリアンフードがファストフードに進出している

スポンサーリンク
※写真はDunkin HPより。

先日、電車に乗ったら”Beyond DNKN’ ” とかなんとか書いてあるポスターが貼ってありました。
下に書いてあるBeyond Meat?ってなに??
PLANT BASED???

ええっ、お肉を使っていないってこと?
ん?ん?

・・・・と思って調べてみると、期間限定、一部の店舗で出される牛肉を使っていないパテを使用したサンドイッチだそう。

私はベジタリアンじゃないので、ダンキンドーナッツなんて健康志向のベジタリアンが嫌いそうなお店なのに、意外だな~と思ったのですが、まあ、ベジタリアン人口を無視できない現状なんでしょう。

と、一方でBeyond Meatというのも気になったので調べてみると、カリフォルニア州に本部を置く植物由来の肉製品を製造する企業でした。2013年よりホールフーズでも販売されており、主要株主がビルゲイツ、というなんだか勢いがありそうな会社です。

※写真はDunkin HPより

さらにこれより先行してBeyond sausage Sandwichというものが発売されているようで、これはすでにアメリカ9000店舗を超えるダンキンドーナッツで食べれるそうです。

なお、Beyond the burgerはTGIFridays、BurgerFi、Hardees、Just Salad、Subwayなどでも使用されているようですし、Target、ShopRite、Giant、Safeway、Sprouts、Publix、Meijer、Harris Teeter、Krogerでもパテは販売しています。

さらにいろいろ調べていると、なんとバーガーキングでもベジタリアン向けの商品を出したようです。


その名も”impossible-whopper”

Whopperというのは、こちらの記事でも書きましたが、バーガーキングの人気ハンバーガー

見た目は、同じですね。

”impossible-whopper”は、牛肉を一切使用せず、植物から作られたパテを使用しています。
味のほうは、意外にも牛肉を使用したWhopperと同じぐらいジューシーで、とてもおいしいそうです。

そこで、人気が出たこともあり、バーガーキングは現在このImpossibleのさらなる商品を地域限定でテストしているそうです。商品は、Impossible Whopperの小さいサイズ版 Impossible Whopper Jr.とThe Impossible Cheeseburgerというチーズバーガーです。

ところで、どうして”Impossible”という名称を使っているのでしょうか?

先ほど紹介したダンキンドーナッツではBeyond the Meatという企業がパテや肉製品を加工していましたが、現在、植物由来のパテを作る企業がアメリカには主に2つあり、一つがBeyond the meat,そしてもう一方がImpossible Foodsと言い、バーガーキングはそのパテを使用しています。

Impossible foodsとは、カルフォルニア州に本部を置く植物由来の人工肉や乳製品を開発・製造する企業で、アメリカと香港の1000を越えるレストランでこのパテを使用した「インポッシブルバーガー」が提供されています。
こちらのサイトでインポッシブルバーガーが食べれるお店を探すことができるのですが、バーガーキング以外でもBAREBURGER、THE CHEESECAKE FACTORYなどなど、たくさんのレストランで使用されていることがわかりました。
というわけで、バーガーキングのハンバーガーでも、Impossibleと言う名前を使っているんですね。

さて、いろいろなファストフードでももっとベジタリアン向け商品が出てくるのでしょうか。
私はベジタリアンじゃないのですが、一度ぐらいは試してみたいなーと思います。

ファストフード・レストラン食べ物・スーパー・レストラン
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
シェアする
americakifejapanをフォローする
スポンサーリンク
アメリカ生活羅針盤

コメント

タイトルとURLをコピーしました