アメリカ/日本で国際運転許可証の取り方・使用方法

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アメリカで生活しており、アメリカの免許証を持っている場合、国際免許証を作れば日本で一時的に運転をすることができます。
逆に日本で免許証を持っている場合、国際免許証を作ればアメリカで一時的に運転をすることができます。
そこで、今回は「アメリカ・日本で国際免許証の取り方。使用方法」について紹介します。

国際運転免許証 International Driving Permitとは?

国際運転許可証(IDP:International Driving Permit)とは、協定を結ぶ174カ国で合法的に自動車を運転できるようにするための書類です。

18 歳以上で、国際運転許可証の発行日から少なくとも 6 ヶ月間有効な運転免許証を所持している必要があります

許可証には3つの種類があり、運転する国によって必要なものが異なりますが、日本、およびアメリカはIDP1949という1年有効のタイプになります。複数の国で運転をする場合には、複数のIDPが必要な場合もあります。※国際運転免許証を使用できる174か国/タイプについて Wikipedia

「国際運転免許証」なんて大それた名前だし「国際」で通用する免許証なのでどれほど素敵なカードかしら、と初めての取得時に期待をしていましたが、実際はパスポートをひと回り大きくした「厚紙」の冊子でした。

日本で国際運転免許証を取得する方法

申請場所

国際運転免許証は、各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場などで申請することができます。

運転免許センター・運転免許試験場で申請した場合には、即日発行が可能です(私は30分もせずにもらえました)。警察署で申請した場合には、発行まで2週間程度かかる場合があります。

国際免許証の必要書類

・国外運転免許証交付申請書(申請場所の窓口にあります)
・運転免許証
・海外への渡航を証明する書類(パスポート、船員手帳、航空券など)
・古い国際運転免許証を持っている方は、その国際運転免許証
・証明写真1枚(縦4.5センチメートル×横3.5センチメートル)
・手数料(2500円前後。都道府県ごとに異なります。)
・印鑑(認め印)

国際免許証の申請時に注意すること

①運転免許の種類が、大型特殊・小型特殊・原付・仮免許(大型・中型・準中型・普通)のみの場合は、申請できません。
②運転免許証の有効期限内であること。免許停止処分を受ける人や停止中の人は手続きできない。
③国内免許の有効期限が1年未満の場合には国際免許証の発行を受けることができません。(※1年以上の海外滞在期間中に国内の免許期限が切れる場合。この場合は、国内免許の更新を先に行ってください)

アメリカで運転をするときには?

国際運転免許証を取得してもそれだけでの運転はできません。必ず日本の運転免許証を一緒に携帯して下さい。

また、国によって通行の方向、交通ルールがかなり異なります。免許証があるから、といって過信せずに、免許保持者に同乗してもらい練習することをお忘れなく。

また、実は、NY州の場合、非居住者(Non-residents。90日以内の滞在)は、他国のドライバーライセンスを持っていれば、運転することが可能です。つまり、日本から短期でNY州に旅行へ来た場合は、日本の免許証を持っていれば、それだけで運転をすることが可能なのです。(驚きでしょ?!)

しかし、警官にドライバーライセンスを見せなくてはいけない場面に遭遇した場合、日本語のライセンスをアメリカの警察官が読めない場合はほとんどなので、トラブルになってしまう場合があります。
そこで、法的には日本の免許証だけでも運転はできますが、トラブル回避のためにも国際運転免許証を取得し、携帯することをお薦めします。

また、居住者の場合はNY州に居住することになってから(住所が確定してから)30日以内にNY州のドライバーライセンスを取得してください。居住者がこの期間を過ぎてから国際運転免許証だけで運転すると、無免許運転とみなされる場合があります。

アメリカで国際運転免許証を取得する方法

IDPは、各国の政府から発行を許可されたAIT/FIA組織のネットワークを通じて発行されます。
アメリカの場合は、AAA (American Automobile Association:米国自動車協会)で発行してくれます。インターネットで検索すると、多くの非公式な販売者が存在していますが、米国連邦取引委員会は、これらは詐欺を働いている可能性が高いので、AAAで発行すること強く勧めています

必要な書類は、AAA IDP申請書、米国運転免許証のコピー(両面)、アメリカパスポートサイズの写真2枚(2インチ×2インチ、背景は白)、手数料$20です。

オンライン、オフィス、郵送で受付をしています。さらに、海外にいる場合でも作成することができるようです。※詳しくはこちらを参照してください。

日本で運転をするときには?

運転する国によって所持するものが異なりますが、日本で運転するには、国際免許証とともに居住国で発行された有効な運転免許証を添付する必要があります。アメリカの運転免許証、国際免許証を一緒に持って、運転してください。

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