
アメリカから日本(そのほかの国など)へ手紙や荷物を送りたいときには、Fedex 、DHLなどいろいろな配送方法がありますが、最も身近で手ごろなのが郵便局(アメリカだとUSPSと言います)でしょうか。でも、HPを見ても、配送方法はなんだか難しそう。。。頭に全然入らない~~!
そこで「アメリカから日本へUSPSで国際郵便を送る方法」を解説したいと思います。
★郵便価格変更に伴い、2023年1月26日に記事を修正しました。
実際にどうやって私が荷物を送っているか?どれほどの日数がかかったか?については
こちら↓
アメリカから日本に荷物を送る方法 実際に送ってみてかかった日数は?
USPSの”Flat Rate Box” (アメリカ版ゆうパック)の使いかた
アメリカの郵便局、USPS郵便の基本
アメリカで国内郵便(USPS)を送る方法
も参考にしてくださいね
国際郵便の種類
国際郵便を送る方法は、基本的に
①First-Class Mail International
②Priority Mail International
③Priority Mail Express International
④Global Express Guaranteed の4つがあります。
①安いけれど日数がかかる、②③④と徐々に価格が高くなりますが、到着所要日数が短くなります。
①First-Class Mail International とは

アメリカ国外へポストカード(はがき)やレター(手紙)、大型封書、小包などを出すときのサービスです。
保険なし、郵便の追跡サービスなし。
小包などは軽いものだけ対応、配達日数が比較的かかるサービスです。
※書留サービスを付けることで、配達を保証し、紛失や破損に対する賠償もあり。
ポストカード48セント’。
レター(重量1 ozまで)1.3ドル~。

ポストカード、および1ozまでのレターを出すときには、Global Forever Stampがお薦めです。
このGlobal Forever Stampとは 1ozレターをFirst-Class Mail Internationalで出すときに、そのサービスを提供できるほぼすべての国に使える切手です。
現在この切手は$1.3ですが、どの国へも一律$1.3で送れるわけです。
また、これはForever Stampと言って、今後、この切手が値上がりしたとしても、買ったときの切手の金額だけで、同じサービスを受けることができます。
例えば、来年や再来年にこの切手が$2になり、1ozレターをFirst-Class Mail Internationalで出すときに$2かかるようになったとしても、1ozレターをFirst-Class Mail Internationalで出す権利がある$1.3のGlobal Forever Stampで行うことが可能です。
なので、どうせ切手を購入するならば、$1.3分の切手を購入するのではなくて、Global Forever Stampを購入しておくとお得です。
※小さな郵便局では取り扱っていない場合があります。ご注意ください。
②Priority Mail International③Priority Mail Express Internationalとは

所定日数は②6~10日、③3~5日(休、祭日を除く)と比較的早いサービスです。
※③は日本国内で速達扱いとなり、土日配達があります。
保険をかけることが可能で、追跡サービスあり。
自分で包装した小包のほかに、上記のような郵便局に置いてあるパッケージ(FLAT RATE BOX)を使用して送ることができます。これは、各パッケージに重量制限がありますが、パッケージサイズごとで送料が一定です。
つまり、これを使う場合には、重量制限内ぎりぎりまで箱に詰め込めば、とってもお得。また、サイズの割りに重いものを入れるとお得です。
なお、このパッケージは郵便局の窓口で無料でもらえますが、郵便局によっては品切れしていることもしばしば。
そういう時にはUSPSのサイトからタダで手に入れることができます。
実際にUSPSのサイトからパッケージを取り寄せたことがありますが、本当にタダで、なんだか申し訳ないけれど、ありがとう~~!と思いました。

このようなVariety Packを届けてくれるのもあります。
④Global Express Guaranteedとは

FedeExと提携する形で輸送するサービスで、所定日数は、1~3日(休、祭日を除く)とかなり早いサービスです。
保険付きで、任意でさらに追加することが可能、追跡サービスあり。
他の郵送方法よりも費用がかかるので、重要なものを送りたいときや、早く送りたいときに良いでしょう。
こちらも、このような郵便局に置いてある規定パッケージを使用して送ることができます。
国際郵便を出すときには
国際郵便を出すとき(はがき、レター除く)には税関申告書類「Form 2976-R」を添えて(貼らないで)、荷物と一緒に窓口に提出してください。
はがきやレターは、切手を貼って普通にポストに投函すればOKです。
Form 2976ーR の書き方

このような15×20cmほどの紙が郵便局のテーブルに置いてあると思います。
もしも見つからなければ、カウンターの人に聞いてみてください。
記入は青か黒のボールペンで。

① 送り主の氏名(会社名)住所、市、州、Zipコード
② 受け取り先 氏名(会社名)住所、市、州や県など/郵便番号/国
③ 内容物の目的。書類、商品サンプル、商品、危険物、ギフト、寄付など
※私はギフトにチェックすることが多いです。
④ 商品名 詳しく書いてください。たとえば、食品と書くのはだめです。キャンディーでもいまいち。グミ、とかチョコレートとか。服もTシャツとか具体的に。
数量/重さ/価格も。

⑤ サインと日付
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