アメリカのナプキンは日本よりもゴワゴワで分厚くて、大昔の日本のナプキンみたいなものしかない!と、どこからか聞いて、初めてアメリカに来た時には大量に日本のナプキンを持ち込んだ記憶があります。しかもアメリカでは、多くの人がタンポンだからね~とも聞きました。さて、実際はどうなのでしょうか。
今回は「アメリカの生理用品 おすすめのナプキンとタンポン」について紹介します。
アメリカではナプキン派?タンポン派?
アメリカじゃ、みんながタンポンを使ってるんだよ!なんてこと聞いたことありませんか?
私はどこからか、そんなことを聞いた気がするのですが
実際のところは
ナプキン 62%、タンポン 42% ※併用する人も含む
the Centers for Disease Control and Prevention (CDC)2001.2004
ちなみに日本は
ナプキン 90.9%、タンポン:3.5%、ナプキンとタンポン併用:5.6%
キュアリ調べ
と、日本から比べるとアメリカのタンポン使用率は高いと言えますが、それでも実はナプキンが主流なんですね。
アメリカの生理用品 ナプキンについて
ナプキンはU のマークでおなじみのU by Kotexと、Alwaysという商品が定番だと思います。
そして、ご安心ください。
アメリカでも薄い商品が主流で、羽根つき・なし、ロングタイプなど様々な商品が用意されており、量や使用時間(夜用)などに応じて選ぶことができます。
例えば、AlwaysのUltra Thin Size 1 Regular Pads は、


とっても薄いでしょ。パンティーライナー?と思うほどの薄さです。

昼用・夜用なども考慮し、サイズは1から5まであります。
と、アメリカでも薄い商品などが存在することも分かったのですが。
一方で、アメリカならではの驚くべき商品があるのも事実。
それがこちら。

むちゃくちゃ大きい生理用品が売っている。
サンプルでもらったのですが、紹介したくて、ずーっと使わずにとっておいたTENAの商品。
一番左がAlwaysのUltra Thin。
中央がTENA Heavy pads Long size 。
一番右がTENA Overnight pads size 7です。
大きさが極端に違いますよね。

横に並べると、うわー全然違う。
右のTENAはなんと4㎝もの厚みがありました。

広げると大きくて厚みがあることがわかりますよね!
・・・と、冷静に考えると。
基本的に日本人は小柄ですよね。
アメリカだと、すごく身体が大きい人、街中で見かけたりするでしょ。
そんな人は、吸収力のためというより、ちょっと大きめのナプキンじゃないと身体にフィットしないから、こういう商品があるのかな?
なんて無理した解釈してみたけれど、わかりません!それぐらい巨大です。
つまり、アメリカでは羽根つきもなしもあるし、薄いものも分厚いものもあるので、サイズとしてはなんら問題はありません。
ただ、吸収力とか通気性から、日本の製品よりも蒸れたりかゆくなる人が多いのも事実です。
しかし、日本製に近い商品は幾つかあります。

L. Organic Cotton & Chlorine-Free Pads

こちらの2商品はともにオーガニックコットンを使用したもの。
比較的日本の製品に近い肌触り、使い心地で、日本人の方に好まれている商品です。

Always Pure Cotton Feminine Pads
また定番のAlwaysでしたら、このPure Cottonが比較的日本の肌触りに近く、ドラッグストアーなどでも売っている買いやすい商品です。

Three Laurier Slim Guard for a Long time Firmly Daytime Wings
それでもやっぱり日本製が、という方にはこのスリムガードならAmazonで普通にオーダーできますよ。
ちなみに、英語でナプキンは「Pad」といいます。「Liner」はパンティーライナーを意味します。購入時に間違えないように注意してくださいね。

U by Kotex Barely There Thin Panty Liners
ちなみにこちらはライナーでの人気商品。
薄くていいですよ。
アメリカの生理用品 おすすめタンポンについて


o.b. Applicator Free Digital Tampons,
さて一方のタンポンは、先ほどのナプキンで有名なU by Kotexと、Alwaysからももちろん販売されているのですが、Playtex やo.b.が人気のようです。
Playtexは吸収量と装着の心地よさが人気の理由で、o.b.は、装着用のアダプターが付いていないので、とても小さくコンパクトです。

L. Organic Cotton Tampons Multipack
オーガニックタイプのタンポンでおすすめはこちらです。
パッケージもかわいいですね。
アメリカの生理用品 布ナプキン
ナプキンやタンポンのほかにも生理用品があること、ご存じですか?

Reusable Bamboo Sanitary Towels Pads
こちら、布ナプキン。
ナプキンが布でできていて、洗濯して何度も使用することができます。
実は私、布ナプキンを数年前から愛用しています。
なんとなく体に良いと聞いたのでやってみたのですが、感想としては「とにかくすこぶる気持ちがいい!」です。
布ナプキンにすると「えー、今までのものって、すごいひんやりしていたんだな。なんとなく不快だったんだな」と気付かされます。
普通のナプキンのほうが、肌に触れる部分がサラサラになるようになっていて気持ちがいいはずなんですけれど、、、、なぜか、布のほうが気持ちがいいんですよ。
そして、不思議なことに、全体として血液量が減り、生理痛もとっても軽くなりました。
どうしてかわからないのですが、布ナプキンにすることで同じような症状になった、とよく聞く話です。ポリマーが・・・などといろいろ言う人もいますが、難しいことはさておき、とりあえず、気持ちがいいのでお勧めです。
外出時に取り換えたものを持ち歩くのが嫌だ!という人は、外出時だけでも通常のナプキンにしてみてはいかがでしょう。私はそうすることで、無理せず布ナプキンを使うようにしています。

Rael Organic Cotton Reusable Pantyliners
こちらは洗って使えるパンティーライナー。
オーガニックコットンを使用していて、気持ちがよさそうですね。
新しい 吸収ショーツ

Thinx Cheeky Period Underwear, Black, Medium
最近、注目を浴びているのがこのような吸収するショーツ。
日本でも発売されている商品が増えてきましたね。
ショーツ自体が液体を吸収するので、生理用品を交換することなく1日過ごせるとか。
もちろん量にも関係するでしょうが、軽い日にはこういった吸収するショーツでも楽で構わないかな?と思いますし、もうすぐ生理になりそうな時期にはこのショーツなら気にすることもありませんよね。
生活スタイルによって商品を使い分けてみるのも過ごしやすいかと思います。
買える場所と捨て方
さて、そしてナプキンやタンポンですが、CVSなどのドラッグストアーや、一般的なスーパーマーケットで売っています。
そして使用した際の捨て方ですが、とにかくトイレに流してはいけません。
公衆トイレなどは必ず備え付けのごみ箱があるかと思います(トイレットペーパーの横などの壁についている場合あり)。トイレットペーパーでぐるぐる巻きにして、ごみ箱に捨ててください。
また、万が一、個室にごみ箱が無い場合、必ず手を洗う場所にごみ箱があると思うのでそこに捨てましょう。
絶対にトイレに流さないでくださいね。
コメント