さて、免許を取ってすぐにふっと「ガソリンの入れ方知らないな」と焦った人も多いはず。もしくは、「旅行中にレンタカーしてるんだから、わかんないよ!」という人も。
そう、実際、アメリカと日本では、現金の払い方や、ガソリンの表示など、ガソリンの入れ方はちょっと違います。でも、教習のテストでも、習わなかったですもんね、知りませんよね。
そこで今回はアメリカのガソリンスタンド ガソリンの入れ方・支払い方・ガソリンの種類などを紹介します。これから初めて車に乗る人、必見です。
アメリカ ガソリンの入れ方
アメリカでは日本よりもセルフのスタンドが多いので、今回はセルフスタンドの利用方法を紹介します。
まず、ガソリンスタンドは「Gas station」と言います。
ガソリンスタンドには、セルフサービスとフルサービスの2種類あり、フルサービスは日本のガソリンスタンド同様、ガソリンを入れるところから支払いまですべてお店の人が行ってくれます。
一方セルフサービスは自分でガソリンを入れるわけですが、カード(キャッシュ、またはデビット)で払うか、現金で支払うか、によって若干手順が違います。
カード(キャッシュ、デビット)で払う方法
※機械により詳細は若干異なります。
・ガソリンスタンドに入る
まずは、ガソリンスタンドに入りましょう。
このようにselfと書いてあれば、セルフサービスタイプです。
フルサービスの場合は、Full serviceと書かれています。
1つのガソリンスタンドで、セルフの給油機とフルサービスの給油機の両方が置いてあるお店もあります。
車のどちら側にガソリンの給油口があるか、事前にチェックしておいて、給油口側に給油機が来るように車を停めてください。
- 車のエンジンを切り、給油口を開けてください。
- 給油機の前に立ち、支払いを指定します。
- カードで払う場合は、まず機械にカードを入れて、すぐに抜きます。(それだけで読み取ってくれます)
- DebitカードかCreditカードか聞かれるので、答えてください。
- Zipコード(郵便番号)を入力します。※Zip コードを入れなくてはいけないので、おそらく日本で発行されたカードは使用できないと思います。その場合は、現金払いで(後述します)。
入力は、このパネルで番号を入力し、終了したら「Enter」を押してください。
- 給油口キャップを開けます。
- 給油ノズルを給油口に差し込みます。
・車種に合ったガソリンを選んでボタンを押し、給油ノズルのレバーを引いてガソリンを車に入れます。
なお、ここに書いてある数字(87.89.91など)は、ガソリンのオクタン価です。
Regularとは、レギュラーガソリン
Premiumとは、ハイオクを示します。
また、ガソリンの種類の上に書いてある$○○は1ガロンでの価格で、1ガロンは3.785リットルに相当します。
ちょうどこの写真を取りに行った日は、Regularは1ガロン2.659ドル。
1ドルは、110.6円でしたので、1リットルあたり77.7円でした。
さて、ガソリンは満タンになると、自動で給油ノズルレバーが止まります。
満タンまで入れたくない場合は、自分でノズルレバーを引くのを止めてください。
- ガソリンが出ていないことを確認して、ノズルを給油機に戻します。
- 車の給油口を閉め(キャップを忘れずに)、給油機から出てくるレシートを取って、終了です。
現金で支払う場合
現金で支払う場合は、少し方法が違います。
- 車を給油機の横に停めたら、給油機のNoをチェックしてから、ガソリンスタンドの店舗に入ります。この場合は、No.5の給油機です。
- 店舗に入ったら、給油機No.と料金を伝えて、ガソリンを入れる分の現金を渡してください。例えば「No.5, 10 dollars, please」で通じます。
満タンにしたい場合は、「No.5, Full tank, please」で通じます。この場合は、満タンになるぐらいに多めの現金を渡してください。
- そして給油機に行き、給油キャップを開け、ノズルを給油口に差し、希望のガソリンボタンを押し、レバーを引けばガソリンが出ます。
例えば、10ドル分で頼んだ場合は、その金額まで行った時に、また、満タンで頼んだ場合は満タンになるとノズルレバーが戻り、止まります。
- ガソリンが出ていないことを確認して、ノズルを給油機に戻します。
- 車の給油口を閉めます(キャップを忘れずに)。
- レシートが必要場合やお釣りが必要ならば、ガソリンスタンドの店舗に戻り、終了です。
レシートをもらうときには「No.5, receipt, please」
お釣りをもらうときには「No.5, Change, please」と伝えてください。
※No.5は一例です。自分の使用した機械No.を伝えてください。
★ニュージャージー州とオレゴン州は、州の法律により、フルサービスのスタンドしか存在しません。
★なおフルサービスの場合、基本チップは払わなくても良いのですが、窓を拭いてもらったり、特別なことをしてもらった場合などには、$1~を渡せばOKです。
アメリカ 安いガソリンスタンドの探し方
安いガソリンスタンドの探し方も知っておくと便利です。
現金で払う
ガソリンスタンドにあるガソリンの価格表示ですが、このように現金払い(Cash)とカード払い(Credit)で価格が異なる場合があります。
同じ料金のガソリンスタンドもあったり、はたまた現金のみというスタンドもあるので、運転しながら価格表示をちらっとみて、安いっ!と入る時には、何払いでの価格が書かれているのか注意が必要です。といっても、基本的に現金で払うと安いところが多いので、安くしたければ現金で払ってください。
価格を事前にチェックする
最近だと、ガソリンの価格が分かるアプリがあるので、それを使ってみるのも良いでしょう。
有名なアプリを2つ紹介します。
1.GasBuddy
有名なアプリで、ガソリン価格をチェックして伝えると、ポイントが貯まる仕組みになっています。
しかし、画面でキャッシュの価格が多く表示され、カードの価格を調べるには何度かクリックしていかないといけないので、ちょっと見にくいです。
2.Gas Guru.
こちらは特に価格報告などしなくても良いアプリ。
Oil Price Information Serviceの価格をもとにしているので、随時価格が自動更新されていきます。
Google Play はこちら
iTunesはこちら
3.Google map
こちらはガソリン専用アプリではありませんが、皆さんの携帯にも既に入っているかもしれないGoogle map.入っていれば、Gas stationの価格は簡単に見ることができます。
まずは、行きたい場所もしくは現在地を表示して、Gas stationと検索をすると価格と場所がマップ上で表示されます。
ガソリン税が安い州で入れる
ガソリンにかかる税金は、州によって異なります。上記は1ガロンあたりの州のタックスです。
州の境に住んでいたり、仕事などで他州に行くときなどは、安いほうの州でガソリンを入れるとお得です。
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