さてさて、こちらニューヨーク州から。冬はしっかり寒いので、日本の冬の服装では寒いと思います。
実際、体感したこともないような氷点下が当たり前のこの土地で、何を着ればいいんだ?と、日本からきたばかりの時に「NYでの冬の服装」にとても困りました。
そこで、今回は「ニューヨークの冬の服装、ファッション、靴」について紹介します。
ニューヨークの冬はどれぐらい寒いか
突然ですが、ニューヨークの冬の平均気温、ご存じですか?
(最高気温/最低気温)
12月 6° / 0°
1月 4° / -3°
2月 5° / -2°
です。
・・・暖かいね、思ったより~と思ったアナタ!!!
これ、平均ですからね!
なので、日によってマイナス10度近くになることも普通だし、マイナス15度とかもたまにあるし。マイナス10度行くと、耳とか痛いからね!
しかもNYって、気温が上がるのが夕方の3時とか4時とかで、午前中は寒いままなんです。
そして、気温が上がったな、と思ったら風が吹き始め、日も沈み、あっという間にまた寒くなります。
で、まあでも寒いって言っても、これぐらいなら耐えれるわあ~、と思ったアナタ!
寒さだけじゃないのがそうニューヨーク。
気温が低いので、雨や雪が降ったら最後。地面が乾くことはなく、雨や雪が凍ったり、溶けたり、、、を繰り返し、数日、地面はびちょびちょ、もしくはツルツル、1週間経っても道路はぐちゃぐちゃかな。
と、やっかいなニューヨークの冬。
”やっかいさ”がわかってもらえたでしょうか。
では、そんなニューヨークではどんな服装を今から用意しておけばいいのでしょうか。
コートはしっかりと暖かいダウンにかぎる
パターンとしては、コートはしっかりとした暖かいダウンを着る人が多いです。
結構良いやつ。ロングダウンにしている人も多いかな。
(まさに上の写真のような服装をしている人多数)
そうそう、ニューヨークでは、雪が降っても傘をさす人ってものすごく少ないんです。
なので、雪が降って服にかかっても大丈夫なように、ということも考えた服装でないといけません。
そこで、ダウンだと暖かいし、雪をはじいてしみることもないでしょ。
スキーができそうなごついのを着ている人がいたり、足首まで隠れるようなロングダウンの人がいたりと様々ですが、基本的に「ダウンははずせません」。
マンハッタンとかだと、ものすごい毛皮を着た人とかも見かけますが、多分、そういう人は家からタクシー、タクシーから家、とあまり歩かない人が多いかと思います。
でインナーですが、薄着です。
というのも、室内がとっても暖かいので、たくさん服を着ていると逆に暑くなってしまいます。そこで、インナーは薄着にして、コートでしっかり防寒、という流れになっています。
この時期のスカートの人は激減。パンツスタイルの人が多いです。
ただ、体感温度の違いなのか、スパッツだけをはいている人も多いですね。といってもスパッツはいろいろな種類があり、裏がフリースになった極寒用というのも売っています。
日本人だとズボンだけだと寒いかもしれないので、下にヒートテックのタイツをはいてる人が多いです。
Carter’s baby-boys Heavyweight 2-piece Skisuit Snowsuit
子供には毎年こういった服を用意しておきます。
学校に行くときには、つなぎのパンツを履く必要はありませんが、ジャケットは大人同様にしっかりとした暖かいもの。フードがついていると突然の雪でも防げるので便利です。
ただし学校によってはフードが禁止されているので、取り外せるものだと学校でも家でも使えますよね。
なお、うちの学校はフード禁止なのですが、実際はフード付きを着ている子が多く、特に何も言われません。そのあたりの厳しさは学校によると思います。
校内はヒーターも入って温かいので、薄着でOK。
大人と同様で、インナーは薄着、アウターはしっかり、です。
そして、雪が降って、思いっきり公園で遊ぶ時には、つなぎのパンツを。
NYでは1年に雪が何度も降ります。雪が降った時にはせっかくなので、子供と一緒に雪遊びをすると良いでしょう。
転げまわったりして、雪だらけになりますし、ウエストなどからも雪が侵入するので、上までカバーされているつなぎがおすすめです。
URBAN REPUBLIC Baby Boys’ Pram Snowsuit
Yobee Weatherproof Toddler Footmuff
また、赤ちゃんの準備もお忘れなく。
ストローラーには足まですっぽり入るカバーを準備し、ストローラーに乗せない時にはスノースーツを着せる人が多いです。
靴
UGG Women’s Classic Short Logo Zip Fashion Boot
GLOBALWIN Women’s 1839 Winter Snow Boots
寒さ対策のために足首以上の靴(ブーツ)を履く人が多いです。
スノーブーツだと内側も少し暖かくなっており、靴底も滑りにくいタイプなので、おすすめです。
また、中のモコモコがすごくすごく温かいので、uggのブーツを履く人が多いですね。
UGG Women’s Rib Knit Slouchy Crew Sock
でも、私はuggのブーツがイマイチ似合わないので、トレイル用のブーツに分厚い靴下を履いています。登山用のようなモコモコの靴下です。これでだいぶ違いますし、2枚重ねている人や、タイツの上に靴下を履いている人もよく見かけますよ。
道が凍ってなくても、雪が降りそう、もしくは少し前に降った、ような時期には氷や雪を溶かすための薬が道路にまかれています。
この薬が靴にも付きますので、高級な革靴などはおすすめしません。
サッと汚れた靴を水で洗い流しても平気なような、丈夫でお手入れも簡単な(もしくは手入れなんて気にしなくても良いような)靴を選びましょう。
子供たちは、こういったスノーブーツを履くことが多いです。
底が固くギザギザになっていて、足首よりも深くなっているので、雪が積もって遊んでも、靴下が濡れにくいです。一番上の部分が、ひもで絞れるタイプだと、なお雪が入りにくいです。
学校の行き帰りだけでも、雪を見つけると子供はズンズン入っていくので、雪が積もった時にはスノーブーツをはかせておくと、靴下も濡れないですし、気楽です。
ただ、学校によっては、校内では普通のスニーカーに替えてください、と言われることもあると思います。体育などの授業もありますしね。
息子の場合は、スノーブーツで学校に行くときには、リュックに普通のスニーカーを入れておきます。
小物
REDESS Women Winter Pompom Beanie Hat with Warm Fleece Lined
そして、寒い時には小物を充実させて防寒すると、かなり違います。
まずはニットキャップ。
ニットキャップで耳まで隠すと、すごくすごく温かいんです。
私、日本ではそこまで寒くない地区に住んでいたので、ニットキャップを被ったのはNYが初めてでした。。。でも、これ一つあるとすごく温かいです。
どんな年齢の人でもかぶっていますから、特に恥ずかしくないですよ。
Loritta Womens Ear Warmers Headbands Winter Warm Fuzzy Cable Knit Head Wrap Gifts,1 Pack
こういったバンドっぽいものを使っている人も多いです。
とにかく、耳を温めると、寒さが和らぎます。
そして、手袋もマスト。
皮でも毛糸でもどんなタイプでもいいと思いますが、切符を出したり、携帯を触ったりなど手袋を外すことも多いせいか、私は以前、皮の手袋をなくしてしまいました。
相当気に入っていた手袋で無くしたことがショックだったので、それ以来無くしても気にならないような、すごく安い手袋にしています。
HighLoong Kids Waterproof Ski Snowboard Gloves
ちなみに、もちろん子供たちは手袋、ニットキャップ、マストアイテムですが、両者とも見事にたくさん無くしてくれます。
なので、グローブは冬になるといくつもまとめ買いです。
ニットタイプより、上のような写真のタイプのほうが、風も水も通しにくいので、温かいです。
HeatMax Hot Hands 2 Handwarmer (40 Pairs)
ホッカイロはやっぱりあると助かります。以前はアジア系のスーパーでしか見かけませんでしたが、意外とアメリカでも人気になっているようで、最近では普通にドラッグストアーでも売っています。
※2019年11月6日 追記
今日、Targetに行ったら、大きなカートに大量に入ったカイロが売っていました。
普通のスーパーでも買えそうですね。
そのほか
雪が降ると、セントラルパークやプロスペクトパークでは、なんとスキーをする人が続出します。スキー板を担いで歩く人もよく見ますよ。驚きでしょ?
まあスキーとまではいかなくても、子供がいると雪が降ると坂のある公園を探してそりをして楽しみます。
Slippery Racer Downhill Xtreme Winter Toboggan Snow Sled – Red
こういった固いタイプのそりは、大人と小さな子供が一緒に乗って遊べます。
Flexible Flyer Snow Screamer 2-Person Snow Sled. Foam Plastic Double SNO Slider
こういったやわらかいタイプは、子供がうつぶせに寝て滑れるので迫力もあり、軽くて持ち運びが便利です。ただ、小さい子供には難しいかもしれません。
突然の雪にこういったそりがすぐに購入できないことも多いので、今のうちに買っておくと良いですよ!雪をおもいっきり楽しめるように、準備をしておきましょう!
コメント