アメリカ 手作りぬか漬け/たくあんの作り方 日系スーパーが無くても大丈夫

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今回は「アメリカで自分で作れる漬物 ぬか漬け・たくあん作り方」を紹介します。

いや~、海外で生活すると、自分で作ることが増えますよね。
そんな中でも”漬物”は、ハードルが高いように見えますが、実はむちゃくちゃ簡単です。
漬物があれば、いろいろな野菜が一気におかずになるので節約にもなりますよ。

ぬか床を長く簡単に維持する方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ぬか漬けの作り方

ぬか漬けを作り始めて早6年になりますが、カビさせることもなく、順調においしいぬか床になっています。私の方法なら毎日混ぜなくても大丈夫!ですよ。

用意するもの

大き目の蓋つきタッパーや容器
ぬか–1㎏
水–1L
塩–140-150g
昆布–5㎝角 1-2枚
赤唐辛子–2本
捨て漬け用の野菜–適量

※米ぬかなどの量は容器の大きさで調整してください。

ぬかは炒りぬか、生ぬかどちらでも構いません。

NOW Foods Rice Bran – 20 oz – 2 pk

NOW Foods, Rice Bran

ぬかはアマゾンで売っていますので、近くに日系スーパーがなくても大丈夫!stabilizedと書かれた上の商品は熱処理されているようですが、両者の商品ともに、これを使って漬物を作ってできた、と言っているレビュアーがいたので、大丈夫だと思います。

ISESOU Bran Nuka Miso
もっとお手軽なのがこちら。

※精米機の底には、出来立ての米ぬかが

ちなみに、私は玄米を買ってきて自宅で精米しているので、米ぬかが定期的に出てきます。それを漬物で使用しているのですが、お米も精米したてがとてもおいしいですし、米ぬかも使えるので、精米機を買ってよかったなーと思っています。
漬物を長く作っていきたいと思っているなら、精米機も検討してみてはいかがでしょうか。おいしいお米と漬物で、絶対に元が取れるので高い買い物じゃないですよ。

SETONO ARAJIO Flake Salt 4kg

次にですが、塩はなるべく日本の塩、さらには天然塩がおすすめです。
なんとなく、日本の塩じゃないと塩っぽさがとがっているように感じられるので。

他に必要なものは書いてある通りですが、捨て漬け用の野菜とは、ぬか床を作るために必要な捨てる野菜です。腐っている野菜は困りますが、キャベツの固いところとか、大根やニンジンの皮、白菜の白いところなど、食べにくい部位・通常なら捨てる部位を使えばOKです。

ぬか床の作り方

ぬかを大き目のボウルに入れ、塩を加えて大まかに混ぜます。
そして水をゆっくり加えながらかき混ぜていきます。
容器にうつし、昆布、赤唐辛子、捨て漬け用の野菜をぬか床の中にぎゅっと入れます。
表面を平らになるようにならし、容器のふちや蓋についたぬかをふき取ってから蓋をします。
日の当たらない涼しい場所に室温で置いてください。

※こちらは我が家の6年目ぬか床

1日1-2回混ぜ

そのたびに表面を平らになるようにならし

容器のふち(○の部分)についたぬかや

蓋についた水分をふき取ってからしまってください。

これを毎日繰り返し、3-4日したら、野菜を取り出し、別の野菜を加えて同様に続けてください。
2週間ほどたてば、ぬか床の準備も完成。本番の漬物が漬けれると思います。

野菜は水洗いし、水分を拭いたら、基本的にはそのままぬか床に漬け込めばOK。人によっては塩もみするほうが早くできるので軽く塩もみをしていますが、私は何もせずに漬けこみます。


それからは冷蔵庫で保存です。そうすると発酵が遅くなるので、毎日混ぜなくても良いです。ぬか床の状態によりますが、キュウリは3日ぐらい、大根は5日ぐらいが食べごろになるので、あせらずのんびり漬物を作ることができます。
食べようかなーと思ったころに、冷蔵庫からぬか床を取り出し、漬物を出したついでにぬか床をかき混ぜる、、、の程度で手入れは、大丈夫です。楽でしょ。
急いでいる人は、室温で行えば発酵が早くなりますが、その分かき混ぜるのもまめに。

何度か野菜を漬けこむと、野菜から出た水分でぬか床がびしょびしょになります。
そうなったら、ぬか床にくぼみをつけておくとそこに水が染み出てくるので、たまった水をキッチンペーパーなどで吸い取ってください
もしくは、新しいぬかと塩を追加しても良いでしょう。

何年もやっていると、とことん適当になるので、ぬかも塩も計らずに追加してしまいます。
で、あっ、今回は塩が足りないな、と思ったら、塩だけ追加する、、、などしています。

ぬか漬けには、いろいろな野菜で楽しむことができます。
キュウリ、大根、ニンジン、ナス、ズッキーニ、キャベツ、白菜などはよくやります。
軽く茹でた鶏肉やチーズなんかもおいしくなりますよ。(一応ぬか床は分けます)

※ガサゴソ掘ってみると、宝探しのようにいろいろ出てくるのが楽しい
※この日は、キュウリとアボカドの漬物
※またある時には、ズッキーニ

また、ぬか床に加えるものも気まぐれで良いようです。
昆布、赤唐辛子は今回最初から加えましたが、鰹節、煮干し、山椒の実などなどを加えるとまた味わいがちょっとずつ変わるようです。
あー、なんだか今回は塩が強いね。今日のは最高だね、、、と漬物の変化する味を楽しんでもらえるといいな、と思います。

家を長期であける時には、ぬか床の野菜をすべて出し、ぬか床にぬかをたくさん加えて、固くして冷蔵庫で保管してください。これで3週間は大丈夫です。
帰ってきたら、最初と同じように捨て野菜を加えて、数日間、ぬか床の目を覚まさしてあげてください。2-3日行えばもとに戻っていきますよ。
これを行うことで、日本へ1か月ほど帰省すつ時にもぬか床は無事で、今や7年目となりました。

冷蔵庫で漬けるととにかく無理せずに楽にできるので、長続きできるコツかな?と思います。おすすめです。

たくあんの作り方

実は、たくあんが家で作れます
すごいでしょ~。
別に家の軒先で大根を干さなくても大丈夫ですよ。

用意するもの

大根
干物ネット–これはあったほうがいい
酢–砂糖の1/5cc (大根が500gなら20cc)
砂糖–大根の重さの20%(大根が500gなら100g)
塩–砂糖の1/5 (大根が500gなら20g)
ジップロック

作り方

大根を室内で良いので干します
(ベランダで干して、近隣からクレームを受けないようにしてください。)

我が家ではこういった干物ネットを使い、室内で干しています。

3 Layer Non-toxic Nylon Netting Collapsible Mesh Hanging Drying Dry Rack Net

アマゾンでも似たようなものはたくさん売っていますよ。

さて、干すこと1週間。

大根がとってもお疲れな様子になりましたが、これでいいのです。
ジップロックに大根と調味料を加えて、冷蔵庫で1週間寝かします。

完成です。

少しでも早く漬かるかな?と大根が大きい時には適当にカットしてから漬けています。
黄色っぽいたくあんっぽくしたい時には、液に黄色の食紅を1滴垂らすといいのではないでしょうか。

室内でも、少し干しただけでくにゅっとしたあのたくあんの食感が出ます。
大根によってはもう少し漬けたほうがいいかもしれません。

さあ、ぬか漬けとたくあんがあれば、かなり立派な”和食”が出来上がり!
お楽しみください。

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