運転中に警察に止められたら
- 警察に車を止めるように言われたら(非常灯で合図されたら)、出来るだけ早く安全な場所に車を停車させる。
- 車のエンジンを切り、夜なら内照灯をつけ、窓を一部開けて、手はハンドルに置く。
理由が分からなくても、焦らずにまず車を安全なところで停車させてください。気づかないうちに軽い交通ルール違反をしていたのかもしれませんし、車の異常があったのかもしれません。
そして、車の中にいてください。決して車外に出ないでください。そして、手をポケットに入れていたり、カバンに手を入れたりすると、何か危険なものを出すのかと疑われてとても危ないです。手はハンドルの上において何もしない、何も手に取らないことをアピールしてください。またその後も急な動きは避けてください。
また助手席の人もダッシュボードに手を置いてください。
- 警察から求められたら免許証、登録証、保険証などを見せる。
ほとんどの警察官は、あなたの免許証と車検証を受け取るまで、停車した具体的な理由を説明しません。必要な情報を得る前に、停車の理由について議論することを避けるためです。
また、何か質問をされた場合には、すべての質問に正直に答えてください。過去の逮捕歴や交通違反に関する情報は、警察は簡単に確認することができます。
さらに警察官に触れたり、脅したり、乱暴な振る舞いをすると、追加の告発がなされ、あなたは逮捕されることになります。
万が一、車外に出るよう指示をされたら、ゆっくりと指示通りに車外へ出てください。決して警察官に触れたり、警察官のすぐ近くに立ったりしないでください。
冷静さを保ち、口論にならないように話をしてください。
- チケットを切られたが、不当な扱いを受けたと思う場合
警官はすでにチケットを切ってしまった場合、その時点で無効にすることはできません。
不当な扱いを受けたと思う場合、その場で口論をするのではなく、後日、交通裁判所に抗議を持ち込みましょう。
逮捕・勾留されたとき
黙秘を希望する旨を伝え、すぐに弁護士を依頼してください。決して弁護士を通さずに説明や言い訳をしないでください。
また同乗者にも黙秘権があります。
自分の権利が損害されたと思われるとき
警察官のバッジやパトカーのナンバー、警察官の所属機関など、覚えていることはすべて書き留めてください。目撃者がいる場合にはその連絡先を聞いておくこと。
さらにその際、怪我をした場合は、すぐに医師の診察を受け、怪我の写真を撮ってください。
その後、機関の内部調査部門または民間苦情処理委員会に書面による苦情を提出することができます。ほとんどの場合、希望すれば匿名で苦情を申し立てることができます。
また、駐車で違反を切られた時など、異議の申し立てをすることができます。私は以前、コインパーキングでお金を払っているにも関わらず、違反を切られたので、話をしにいきました。この際、パーキングチケットが証拠になったので、助かりました。
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