アメリカでは、なかなか日本の食パンのようなおいしい食パンを見つけることは大変です。
近所のスーパーに食パンはたくさん売っていますが、サンドイッチ用なのかとても薄く、ふわふわを通り越してふにゃふにゃ。何枚食べても全然満足感が得られない不思議な食パンです。
手作りパン屋さんがあれば「おいしい食パン」には出会えますが、全粒粉だったりして日本の食パンとはちょっと違います。日系スーパーや韓国系パン屋さんがあれば、日本系の食パンが手に入りますが、自宅から遠いと月に何度か買いに行くのは至難の業。
かくいう私は朝食には食パン派なので、日本の食パンが食べたくて食べたくて困っていました。そこであるとき「というか、作ってみようじゃないか」という気分になり、パン焼き器ならパンなど焼いたことがない私でも機械ががんばってくれることでしょうと、パン焼き器を買うことにしたのです。
以来数年、何度かレシピを替えていきましたが、安定して日本風の食パンを食べることができています。そこで今回は「アメリカで日本風の食パンを作る方法 レシピ」を紹介します。
↑2021年5月にもっとふわふわのレシピを載せました。
パン焼き器を買う
パン焼き器はアマゾンで購入しました。
アマゾンでは、CuisinartやPanasonic,日本の象印などいろいろなメーカーのパン焼き器を販売しています。
日本のメーカーはお米でパンが作れたり、天然酵母コースがあったりとひかれたのですが、いろいろなコースが使いこなせるだろうか?と不安になり、最初だから、お手頃価格でシンプルなものを買うことにしました。
Oster 2-Pound Expressbake Bread Machine with 13-Hour Delay Timer, CKSTBRTW20
そして選んだのがこちらのOster 社製。数年前に購入した時も、そして今もパン焼き器でベストセラー1位の商品です(でも今はニューモデルが出ているようですね)。器械の大きさも大きすぎず、必要な時だけ棚から取り出して使う私にはベストです。
性能は12コースぐらい焼き方や練り方が違うコースがあります。実際私は、食パンとピザ用の練り発酵、2コースしか使っていませんが、使いやすいので気に入っています。たぶんもし壊れてもこれを買うかな。それぐらいシンプルで使いやすいです。
食パンのレシピ
クックパッドにもいくつか食パンのレシピがありますが、少し私流に変更して今のレシピに安定しています。そこで、レシピとともに使用している実際の材料も紹介していきます。
(1.5斤)
水 –1と1/4カップ
バター –2 Table Spoon 少しやわらかい状態
Salt –1 Tea Spoon
Bread Flour — 3カップ
Sugar –2Table Spoon
Dry milk –2Table Spoon
Yeast – 1 Tea Spoon
を機械にセットしてMenu1でスタートするのみ。
※我が家ではDry milkをコーヒーの時には使いません。パンのためだけに購入するのが嫌なので、Dry milkの代わりに普通の牛乳を入れています。
その場合は、Dry milk 2Table spoonの代わりに、牛乳1/2カップ、水3/4カップと量を変更してください。
ちなみに、上記はアメリカ計量サイズです。
1カップ250CC(日本は200)、Table Spoonは大さじ、Tea Spoonは小さじに相当します。
実際に使用している商品
バター
Trader Joe’sの無塩バターを使用しています。
Salt
La Baleine Sea Salt Canister, Fine, 26.5 oz
特に理由はありません。
Bread Flour
King Arthur, Special Bread Unbleached Flour, 5 lb
King Arthur社のものがおいしいと言っている人が多いのですが、私は味の大きな違いがわからないので、適当なメーカーの商品を使用しています。
Sugar
Florida Crystals Organic Cane Sugar Jug, 3 Pound
Florida Crystalsのオーガニックシュガーです。特にメーカーにはこだわりがありませんが、OrganicのCaneSugarが好きなので使っています。粒子が細かいものが好きです
Dry milk
Coffee-mate Coffee Creamer Original, 11 Ounce Jar
フレーバーのついていない、パウダーのものにしてくださいね。
※でも、うちではこれを使わずに、牛乳を使っています。
Yeast
Red Star, Yeast A Countive Dry Gluten Free
やっぱりイーストは小袋、使い切りタイプが良いでしょう。
これらの材料を全部入れて、スイッチ(1.5lb、Menu 1)を押して3時間と少し待つと。
焼くとこんな感じになります。部屋中、パンが焼けたいい香りが広がります。
でも一つだけ問題が。パンの底に、機械の生地を回すハネが入ってしまうので、それを専用金具で取り出してみると。
中央下に穴ができてしまうのです。
他のメーカーがどのようになっているのかを知らないので、これは仕方のないことか、どうかが分からないのですが。
サンドイッチを作るときにちょっと穴あきサンドができるぐらいで、もうこの穴にも慣れました。
焼き立てふわふわパンに勝るものはありませんよ!ぜひお試しくださいね。
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