アメリカから日本などへ手紙や荷物を送りたいときには、Fedex、DHLなどいろいろな配送方法がありますが、身近で手ごろなのが郵便局USPSでしょうか。
そこでアメリカから日本へUSPSで国際郵便を送る方法:小包や封書の出し方、住所の書き方、日数などを解説したいと思います。※送料等は2024年2月時点のものです
国際郵便の種類、発送方法
国際郵便を送る方法は
①First-Class Mail International
②Priority Mail International
③Priority Mail Express International
④Global Express Guaranteed の4つがあります。
①安いけれど日数がかかる、②③④と徐々に価格が高くなり、一方で早く届くサービスになります。
①First-Class Mail International とは
国外向けの発送で、保険なし、郵便の追跡サービスなし、手紙といった軽いものだけ対応します。
※書留サービスを付けることで配達を保証し、紛失や破損に対する賠償も可能。
ポストカード、レター(重量1 ozまで)1.55ドル~。
ポストカード、および1ozまでのレターを出すときには、その価格分の切手を貼ることもできますが、Global Forever Stampがお薦めです。
Global Forever Stampとは 1ozレターをFirst-Class Mail Internationalで出すときに使用できる切手ですが、Forever Stampと言って、今後、この切手が値上がりしたとしても買ったときの切手の金額で、同じサービスを受けることができます。つまり、この切手を$1.3の時に購入した場合、どの国に発送するときにも使え、さらに今後、料金が値上がりしたとしてもこの切手を使用することができます。
しかし、小さな郵便局では取り扱っていない場合があります。(少し割高ですが、アマゾンでも切手を購入することができます。こちら)
②Priority Mail International③Priority Mail Express Internationalとは
海外へ小包を発送するサービスで、所定日数は②6~10日、③3~5日(休、祭日を除く)と比較的早いサービスです。※③は日本国内で速達扱いとなり、土日配達があります。
保険をかけることが可能で、追跡サービスがあります。
自分で包装した小包のほかに、上記のような郵便局に置いてあるパッケージ(FLAT RATE BOX)を使用して送ることができます。このFLAT RATE BOXは、各パッケージに重量制限がありますがサイズごとで一律の送料です。
このFLAT RATE BOXは郵便局の窓口で、もしくはUSPSのサイトから無料でもらえます。
④Global Express Guaranteedとは
FedeExと提携する形で輸送するサービスで、所定日数は、1~3日(休、祭日を除く)とかなり早いサービスです。
保険付きで追跡サービス可能。
他の郵送方法よりも送料が高いので、重要なものを送りたいときや、早く送りたいときに良いでしょう。こちらも、このような郵便局に置いてある規定パッケージを使用して送ることができます。
国際郵便の梱包方法・住所の書き方・Form 2976-Rの書き方
梱包方法
Brown Kraft Wrapping Paper 30 x 15 Feet
荷物を送る箱は外側に商品名などが書かれていないものを使用してください。茶色の箱は郵便局、staplesなどでも販売されています。または、箱に茶色の紙を貼ってカバーする人も多いです。
箱上部に、封書などと同様の位置に、送り主と宛先を書いてください。さらに、税関申告書類「Form 2976-R」を添えて(貼らない。書き方は後述)、荷物と一緒に窓口に提出してください。
はがきや封書での住所の書き方
①送り主 氏名/住所
(部屋番号、マンションビル名、番地、町名/市町村名、都道府県名、郵便番号、国名の順)
②宛先 氏名/住所
(部屋番号、マンションビル名、番地、町名/市町村名、都道府県名、郵便番号、国名の順)
※住所では、海外発送の場合のみ、国名を記入してください。
③VIA AIR MAIL (アメリカから日本へは船便が廃止になっていますので、書かなくても良いと思います)
④切手を貼ってポストに投函してください。
Form 2976ーRの書き方
Form 2976ーRは郵便局のテーブルに置いてあると思います。もしも見つからなければ、郵便局の人に聞いてみてください。記入は青か黒のボールペンで。
① 送り主の氏名(会社名)住所、市、州、Zipコード
② 受け取り先 氏名(会社名)住所、市、州や県など/郵便番号/国
③ 内容物の目的。書類、商品サンプル、商品、危険物、ギフト、寄付など
※私はギフトにチェックすることが多いです。
④ 商品名 詳しく書いてください。たとえば、食品と書くのはだめです。キャンディーでもいまいち。グミ、とかチョコレートとか。服もTシャツとか具体的に。
数量/重さ/価格も。
⑤ サインと日付 サインと日付を書いたら、完成です。
この送り状は段ボールに貼らず、荷物と送り状を持って郵便局の窓口に行ってください。
送り方は?と聞かれたら、”一番安い方法で”とか”一番早く着く方法で”などと答えれば充分で、具体的なシッピング名は分からなくても大丈夫です。
すると支払い前に、カードの器械で「液体は入っていませんか?」とか、「乾電池は入っていませんか?」などと聞かれるので、Yes,Noをピンパッドで回答してください。
回答の仕方がわからなかったら、「No Liquid」「No Battery」と伝えれば、○○を押して、とやり方を教えてくれると思います。
どのパッケージで送るのが一番得か?
全体の荷物の重さをはかり、価格をチェックしてみてください(こちら)。
送り先「日本」を選択したら、一番右下の”Calculate price based on Shape and Size”をクリックします。
次の画面で、重さ(Pound, Ounce)と”Package”をクリックすると
次のページで、パッケージごとの料金が出てきます。
自分で段ボールを探したほうが安いのか?それともFlate Rate Box(箱代は無料。郵便局にあります)を使ったほうがいいのかがわかります。
基本的にFlat Rate Boxは「大きさの割に重いもの」を送ると良い傾向がありますよ。
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