アメリカでの子育て定番の方法 タイムアウトの行い方

アメリカでの子育て定番の方法 タイムアウトの行い方

アメリカでの子育てで、定番ともいえる方法の一つに”タイムアウト”という方法があります。
プリKなどでも先生が生徒に使うこともあるぐらいです。
そして私も息子に実践していますが、息子が怒ったり、ヒートアップしてしまい自分を制限できなかった時に、タイムアウトを実施しています。そして、とってもいい方法だな、と感じています。

そこで、今回は「アメリカでの子育てで定番の方法 タイムアウトの行い方」を紹介します。
みなさんの子育ての参考になれば、と思います。

タイムアウトとは?

タイムアウトとは、”スーパーナニー”といったリアリティ番組で皆に知れ渡った方法ですが、実は1960年代にハワイ大学のアーサー博士によって提唱された方法です。
その頃、先生や両親は子供たちを定規や鞭でたたく、といったことが頻繁に行われており、日常的にたたかれてきた子供は年をとると攻撃的になる可能性が高いことが示されており、それに代わる方法として確立されました。

目的は、親が子供を罰することではなく、感情などが制御不能になる、子供が自分でコントロールできるようにクールダウンすることです。つまり、子供が冷静になり、良い行動を学ぶ方法です。また、子供がタイムアウトしている間に、親もクールダウンできる、という利点もあえります。
タイムアウトが可能な時期は諸説ありますが、一般的に3歳ごろから可能だと言われています。また上は8歳ぐらいまで。もう少し年が上になった時には、別の方法をとるべきです。

タイムアウトの流れ

ステップ1:動作を確認し、警告を出す

ステップ2:子供にその理由を伝える

ステップ3:子供をタイムアウトで座らせる

ステップ4:タイムアウトを終了する

ステップ5:子供が次に行ったことをほめる

では順に説明していきます。

事前に、場所を決める

タイムアウトを行おうと決めたら、タイムアウトする場所を決めてください。
子供が安全な場所で、数分とどまることができる場所。さらにそれを親がそっと見守ることができる場所。

必要に応じて、特定の椅子やフロアマットなど特定の場所でも構いません。例えば、壁に向かって椅子を置いて座らせる、とか。

そして、その場所にはおもちゃやテレビがなく、さらにほかの兄弟などもいないような場所にしてください。

また、タイムアウトは一貫性が必要なので、友達の家や公共の場所にいても、行うべきでしょう。たとえば公園では、遊具などが見えないような木の下に座らせるなどが良いでしょう。

ステップ1:動作を確認し、警告を出す

注意する行動があった場合、その行動をやめるよう即し、やめないのであればタイムアウトをすることを伝える。○○をした場合には、タイムアウトをします、と明確に伝えてください。

ステップ2:子供にその理由を伝える

どの行動をやめなかったのか伝え、タイムアウトを行います。
「たたかない(タイムアウトになった理由)。○○(子供の名前)、タイムアウトしなさい」といったように、伝えるときにはシンプルに。

この時、親はイライラしている時もあるでしょうが、決して大声を出したり、たたいたり、余計なことを言わず、しっかりと落ち着いた声で伝えてください。

またタイムアウトは、ある行動を行った直後に行わなければいけません。さっきやっていたけれど、、、とタイムアウトに持ち込むのはやめてください。効果がありません。

ステップ3:タイムアウトを行う

決めた場所で、タイムアウトを行ってください。
タイムアウトの時には、子供の状況がわかる位置にいてください。
兄弟などがその子を見たり、話しかけたりしないようにしてください。
誰とも話さない、目を合わせない状態にさせなくてはいけません。
テレビなども消し、とにかく静かにしてください。

またタイムアウトの時間ですが、目安としては子供の年齢を分に置き換えること。
5歳なら5分。しかしこれは目安です。落ち着きを取り戻せば十分なので、3-5歳では3分もあれば十分でしょう。

タイムアウトをしなければいけない時間を子供に知らせ、タイムアウトが終了したとき呼びに来ることを伝えてください。

ステップ4:タイムアウトを終了する

タイムアウトの時間が終わったら、子供と会話をしてください。

まずは「タイムアウトになった理由を知っていますか?」と子供に尋ねること。
何が間違っていたのか、どのように修正すべきかを先に親が伝えないでください。代わりに、「なぜその行動が間違っていると思うのか」などの質問をして、彼らが自分で正しい行動を理解するのを助けてください。

ステップ5:子供が次に行ったことをほめる

その後は特にタイムアウトに触れずに普通にさせてあげてください。
ただ、良い行動を行った時に”しっかりとほめて”あげてください。

そのほか

時には(特にタイムアウトをやり始めた当初)は、タイムアウトの場所を離れようとしたりすることもあると思いますが、毅然と指定したエリアに戻るよう伝えで、タイムアウトをさせてください。また、タイムアウト自体をやろうとしない時には、ではテレビの時間を今日はなしにします、などと別の罰則を与えてください。

また、2人の子供がけんかなどをしている時、両方の子供をタイムアウトにしてもかまいません。両方の子供が等しく罰せられるため、良い方法とも言えます。
その場合は、両方の子供をそれぞれ別の場所で同時間にタイムアウトを行ってください。

時に、子供がおもちゃをめぐってけんかをしたり、もめていた場合には、子供ではなく”おもちゃ”を一時的に使えないように”タイムアウト”してもかまいません。

しかし時に、子供の体調が悪い、新学期が始まったばかりで子供が神経を使っている時期などは、なかなかやっかいな行動をとることがよくあります。
タイムアウトをする時には、子供がどんな状況なのかを念頭に置いておくとよいでしょう。

ほかの方法

タイムアウトのほかにも、いくつか方法があるので、紹介します。

①良い行動に対して、ほめて何かをあげる

良い行動に対してほめて、報酬をあげます。
例えば、「あなたはおもちゃでとても上手に遊んでいる」と言って、子供にステッカーをあげます。

②when-thenステートメント

when-thenステートメントという表現の仕方を変える方法で、動作がしやすくなります。
例えば、「あと5分公園にいてもいいけれど、靴を履いたらね」と言う代わりに「靴を履いたらあと5分公園にいれるよ」と伝えると、すーっと靴を履く場合が多いです。