アメリカではタックスについて考えてから買い物をしよう

アメリカではタックスについて考えてから買い物をしよう

今日は「アメリカではタックス(税)について考えてから買い物をしよう」について。

みなさん、タックスについて考えて買い物していますか?
ん?日本では、消費税が8%とか、10%とかになっているようですが(相当疎い・・・)アメリカでは、日本でいう消費税、どうなっているのでしょうか?

※NY州についてを中心にお話しします。

アメリカで物を買うとかかる税

アメリカで、何かを買うとかかる税金は、Sales Taxと言われます。
さらに、Sales Taxとは、State TaxとLocal Taxがプラスされたもののことです。

State Taxとは、州税のことで、州ごとに税率が異なります。また、Local Taxとは、市、郡、または学区が課す地方税です。

State TaxやLocal Taxの税率は様々です。

State Tax(州税)では、アラスカ、デラウェア州、モンタナ、ニューハンプシャー州、オレゴン州は州税がありません。一方、カリフォルニア州(7.25%)インディアナ州、ミシシッピ州、ロードアイランド州、テネシー州(各7%)は、州税の高い州。一方、コロラド州(2.9%) アラバマ州、ジョージア州、ハワイ州、ニューヨーク州、ワイオミング州(4%)が州税の低い州です。

一方、Local Tax(地方税)は38州で実施されており、地方税の平均が最も高い州は、アラバマ(5.16%)、ルイジアナ(5.00%)、コロラド(4.73%)、ニューヨーク(4.49%)、およびオクラホマ(4.44%)です。

しかし、Sales Taxは、State TaxとLocal Taxを足したものなので、どちらか一方が安くても一概に喜べません。

州税+地方税が高いのは、テネシー州、アーカンサス  (9.47%), ルイジアナ(9.45%), ワシントン州(9.21 %), アラバマ (9.16 %).一方で低いのは、アラスカ(1.76 %), ハワイ(4.41 %), ワイオミング(5.32%), ウィスコンシン州(5.44 %),メーン (5.50 %).

つまり、住む地域によってセールスタックスはかなり異なります。

課税対象は何か

基本的に”有形財”すべてです。
ただし、各家庭で使用する食品、処方薬・非処方薬、テキスト本などは、多くの州で課税対象外になります。また、衣服は課税対象にする州と、対象外にする州とに分かれます。
また、一部の州では、新学期前の文具など特定の期間で特定の商品が課税対象外になる場合があるようです。

ドライクリーニング、大工、美容院などのサービス課税は州によりかなり異なります。
また、医師や弁護士などの専門サービスに課税する州はほとんどありません。

さらに、オンライン販売やカタログ販売などの扱いも複雑化していますが、Amazonではすべての州で2017年4月から一般消費税を徴収しています。

酒、たばこも州によって、特別課税を課している場合があります。

NY州を例にしてみる

では、NY州を例にして、具体的に見てみましょう。

まず、NY州では、Metropolitan Commuter Transportation District と言われる地区内での課税対象には、さらに追加課税(0.375%)されます。

Metropolitan Commuter Transportation Districtは、以下の地域です。
ニューヨーク(マンハッタン)、ブロンクス、キングス(ブルックリン)、クイーンズ、リッチモンド(スタテン島)、ロックランド、ナッソー、サフォーク、オレンジ、パトナム、ダッチェス、ウエストチェスター

つまり、NY州では、セールスタックスとして、州税 4%、地方税 地域ごと4%(平均)、0.375%(MCTD内の場合)となります。

また、衣類、履物 各110ドル(ひとつの商品が)までは課税除外になります。※装飾品(ハンドバッグ、時計、アクセサリーなど)は含まれません。

しかし、NYCでは、衣類に地方税もかからないのですが、NY州内のNYC以外の地区である私の家の近所では、地方税はかかるようです。(今まで見てなかった~!地方税4%+MCTD0.375%)

また、NY州はたばこ税がかかります(コネチカットも)。
1パックあたり$4.35。さらに、アラバマ、イリノイ、ミズーリ、NY,テネシー、バージニア州では、さらに地方税をかける場合もあるようです。

だけど

セールスタックスは、州や地域で異なるので、それを逆手に、州を超えて買い物をしたりするとすごく得する場合があります。

例えば、NY州某所の我が家を例にとってみると

NJ州のセールスタックスは6.63%(平均)。
NY州の我が家の近所では、8.375%。
CT州では、6.35%(平均)。
さらに
ヨンカースでは8.88%(平均)。

つまり1000ドルの買い物をした場合、
NJ—66.3ドル
NY—83.75ドル
CT—63.5ドル
ヨンカース—88.8ドル
と、かなり価格が異なります。

なので、家具といった大きな買い物をする時には、近隣の州のタックスをチェックしましょう!!お得な買い物ができるかもしれませんよ。

なお、このページでは、各州でのSales Taxが計算できるので、利用してみるとよいでしょう。
・・・我が家では最近、このことに気が付いたので、大きな買い物は隣の州に行くことに決めました。

ただ、居住地を決める場合に、これらの税だけを見て決めるのはやめましょう。
Sales Taxは、全体的な税制の一部にしかすぎません。例えば、 テネシーはSales Taxが高いですが、賃金所得税はありません。しかし、買い物をするだけ、なら税率をちょっとチェックしておくのも良いですね。