アメリカの卵が7ドルに!アメリカを襲うエッグフレーションの恐怖

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最近、スーパーで見かける卵の値段、上がっていると思いませんか?
気のせい?
一時的な価格?
物価高の影響??
スーパーに行く度に、卵の価格を見て”ふう、、、”とため息が出てしまいます。

そこで今回は、「アメリカの卵が7ドルに!アメリカを襲うエッグフレーションの恐怖」についてお話します。

卵は今、いくら?

アメリカの卵の値上がりが深刻です!

実際にスーパーで卵の値段をチェックしてみると

こちらは、とても庶民のスーパーShop Rite.
価格は大体$6.5ってところでしょうか。
オーガニックではない卵の値段です。

そして、こちらは韓国系スーパー Hマート。
どさくさに紛れて、このスーパーでも卵がすごく高くなっています。
$8です。


さて、この値上がり、何が原因なのでしょうか。

卵の値上がり原因

グレードAの卵1ダースの平均価格は、11月には3.65ドル、12月には4.15ドルだったそうですが、これはアメリカ全土の平均です。地域差がありそうですね。
私の住むNYでは、先月で5ドル、今月で6~7ドル、といったところでしょうか。
卵コーナーに行くのが正直怖いくらいです。
さらに、先週ぐらいから特に、卵自体が全然売っていません。カラカラのケースです。

これはなぜ起きているのでしょうか??

その理由は、”鳥インフルエンザ”です。

鳥インフルエンザ、流行は2022年初頭に始まり、2022年1月以降、アメリカで1億3,400万羽以上の鶏に影響を与えており、ここ30日間で1500万羽以上もの鶏に感染しているそうです。

流行が発生すると、卵生産者は鶏の殺処分をしなくてはいけません。その後は、当然、鶏がいなくては、卵ができませんから、卵の生産が減り、供給が追い付かなくなり、価格が急騰しているわけです。

また、近年、動物福祉上の理由からケージでの鶏の飼育が禁止されている州が増えたり、トレーダージョーズやホールフーズなどの業者も、ケージ飼育ではなく、ケージフリーで生産を行っています。
ケージでの飼育よりケージフリーの飼育のほうが、生産量は低くなります。

つまり、生産量が以前よりも少ない状態のなかで、大規模な鳥インフルエンザが発生しており、供給が追い付いていないのです。


生産者が鶏群を再建し、卵の生産レベルを回復するまで、しばらくかかると言われています。
主婦にはつらい状態ですが、ひたすらに待つのみです。がんばりましょう。おでんにたっぷり卵が入れたいなあ。。。

そのほか
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