本格的な冬がやってきました。
部屋の暖房もしっかりついて、加湿器が必要な季節ですね。でも、加湿器を使うたびに「掃除の仕方、イマイチわからないな」という人も多いと思います。
かくいう私も、掃除方法を知るまでは適当に使っていたので、今思うと”あ、汚かったな、、”という状態でした。
そこで今回は「加湿器の掃除方法」を紹介します。
日本だと掃除のための便利な商品がたくさんあると思うのですが、私自身そういう情報に疎くなってしまったので、今回は”アメリカ編”として、アメリカにお住まいのみなさんが手軽に掃除できる方法を紹介します。手軽にできる方法なので、ぜひ習慣にしてください。
”加湿器をきれいに保たなくてはいけない”重要な理由
”加湿器をきれいに保つこと”はいくつかの理由からとっても重要です。
１．加湿器が適切に長く使えるようにするため。
２．有害なバクテリアやカビを大気中に広げるリスクを無くすため。
加湿器を汚れた状態で使い続ければ、加湿器にとって最適な状態ではないので、負荷がかかるなどして壊れやすくなります。また、適切な消毒と清掃をしなければ、加湿器の水は汚れ、その悪い水が空気中に放出されてしまいます。
これだと、風邪などかかりにくくするためにせっかく加湿器を使っているのに、逆に部屋の空気を汚し、また汚れた空気を吸うことでマイナスの健康症状につながる可能性があります。
加湿器はきれいに使うことがとても重要ですね。
加湿器を掃除する方法
①フィルターを洗う（フィルターがある場合）
まず加湿器のプラグを抜き、フィルターを取り外します。
それを蛇口の下に置き、冷水ですすいで汚れを洗い流してください。
それを清潔なタオルの上に置き、きれいにして乾かしてください。
フィルターの掃除には、製造元の推奨がない場合は、洗剤などを使用しないでください。
洗剤等はフィルターを悪くし、正しく機能しなくなる可能性があります。
また、製造元の説明書を確認し、推奨される頻度でフィルターを交換してください。
②水タンクを洗う。
（フィルターがない場合はここからスタート）
まず加湿器のプラグを抜きWhite vinegarを用意してください。
White vinegarとは、トウモロコシなどの穀物から作られるアルコール酢で、とっても安いのが特徴です。例えば約1.8リットルの写真の商品は、＄2-3でスーパーで購入することができるので、ナチュラル系掃除でドバドバ使えるお酢です。
さて、加湿器からタンクを取り出し、White vinegar：水 を１：１（ディープクリーニングの場合）でタンクを満たし、よく振って30分～1時間ほどそのままにします。
必要に応じて、ブラシをでタンクの内側をこすったり、タンクを振ってください。
時間が経ったら中の水を捨てて、酢のにおいがなくなるまで流水でよく洗い流してください。
その後、新鮮なタオルの上にすべての部品を空気乾燥させて置いてください。
White vinegerと水１：１は少し汚れがあるときの濃度です。 2-3日に1度の洗浄でしたら、vinegerはかなり減らしてもかまいません。
簡易の掃除は3日ごと、ディープクリーニングは2週間に1度を目安にしてください。
ディープクリーニングをすると、手が届かない汚れ（赤茶色っぽい水あか）もきれいに取れますよ。年季の入った汚れの場合は、根気よく続けてください。
③ほか
加湿器のベース部分は、こちらもWhite vinegar：水１：１の溶液で満たし、30分ほどそのままにします。
湿らせたスポンジで軽くこすり、水で匂いがなくなるまでよく洗い、新鮮なタオルの上にすべての部品を空気乾燥させて置いてください。
漂白剤を使う方法
漂白剤を使う方法もあります。
1ガロンの水に漂白剤をTeaspoon１混ぜ、タンクを満たします。
容器を1時間ほど置き、きれいな水ですすいでください。
しかしこの場合、加湿器を1時間以上放置しないでください。
漂白剤により加湿器が傷むそうです。
日頃の使い方
・水は毎日交換してください。加湿器をオンにする前に、タンクに残っている水を空にしてすすいでから、使用してください。
・2-3日に1度簡易掃除を、2週間に一度ディープクリーニングを行ってください。
・Distilled water（ 蒸留水）は加湿器に使用するのに推奨される水です。水道水にはミネラルが入っているので、そのミネラルが部屋や加湿器内部に白いチリのようなものを作ることがあります。可能でしたら、水道水ではなく、Distilled waterを使ってください。
・加湿器をしまう時には、掃除をして乾燥させてから収納してください。
また収納から出して使用する場合には、再度、掃除をしてから使用してください。
Humidifier Drops – Premium Food Grade Concentrate
加湿器に数滴たらすだけで、汚れを押さえ、加湿器を長持ちさせる液体もあります。
残留物やヌメリが溜まりにくくなり、カビも発生しにくくなります。
おすすめです。
★一般的な加湿器での掃除方法を掲載しました。掃除の前には必ず取り扱い説明書を読んで、それに従ってください。
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