皆さん、アメリカに移住して、どうですか?食費。日本よりも上がりましたか?下がりましたか?
物価が違うしなー、自分が食費を使いすぎているのか、どうなのかよく分からない、そんな人も多いことでしょう。
では結局、一般的なアメリカ家庭では、1か月にいくらぐらい食費を使っているのか気になりませんか?
そこで、今回は「アメリカで食費を節約する方法」を紹介します。
アメリカの平均的な食費はいくらなのか、何をすると食費が安くなるか?についてもお話しします。
アメリカの平均的な食費
2020年のアメリカでの中程度の生活レベルの4人家族では、月額$934を食費に費やしています(2-3歳と4-5歳の子供がいるとして)。もちろん住んでいる地域によって、生活レベルによって異なりますが、どう思われますか?
また、この食費には外食費も含まれます。
内訳として60%をスナックなども含み家で食べ、40%を外食費として使用しています。
家庭で消費される食品額が高いのは、牛乳を除くコーヒー、紅茶、炭酸飲料、スポーツ飲料といったノンアルコール飲料、および果物、缶詰、レトルト食品が占めています。
この内訳は、まさにアメリカの食生活を表しているなーと思います。スーパーでどんなものを買っているのかな?とちらっとかごをみると、基本的にドリンク、缶詰、レトルト食品が多いです。それから生活レベルが上がったり、子供がいたりすると、野菜や果物が増えていくように思われます。
食費を節約する方法
家で料理する
時間を費やしますが、家で料理して食べることでたくさんのお金を節約できます。
その場合、なるべく原材料に近いものを買うと、安上がりになる場合が多いです。
例えば、コーンの缶詰を買わずに生のコーンを、煮た豆を使わずに乾燥した豆から煮る、など。小分けして冷凍するなどすれば、1度の手間だけで済みみますよ。
さらには、ちょっと上級になりますが、もっともっと自分で作ってみてはいかがでしょう。
例えば調味料。
ポン酢はレモンと醤油を使えば、紅ショウガは生姜から作ることができます。
また、調味料は日本のものばかりを使っていませんか?
同じような調味料が韓国系スーパーやアメリカンスーパーにもあるかもしれません。ちょっと覗いてみてください。
例えば、片栗粉。
アメリカのコーンスターチで代用ができますし、オイスターソースも日系スーパーで買うよりアメリカで作られたものを買ったほうが安いです。
冷凍食品、加工食品などを買わない
冷凍食品、加工食品、お菓子などはちりも積もれば意外と高額になってきます。自分で作って冷凍する、少ない量で満足するお菓子を探す、などするとよいでしょう。
レストランの回数は減らす
レストランはおいしくて、食事だけではなくその場の空間も楽しめますが、飲み物、チップなど意外と費用がかさみます。
家で作るのが嫌だ~!そんな日もありますよね。でもそういう日にはテイクアウトにしませんか?
テイクアウトにすることで、チップ代がかかりません。またお酒もレストランだと店頭の価格よりも数倍高くなりますよね。なのでお酒も家で飲めばかなり費用が抑えられます。
スタバやダンキンでのコーヒーは控えめに
スターバックスやダンキンドーナツなどのチェーン店でコーヒーを毎日購入することはとっても便利ですが、年間に換算すると$800~900にもなります。今はスイッチ一つでコーヒーを入れるキューリグKカップなどもあるので、なるべく家でコーヒーを入れ、保温ボトルに入れて出かけましょう。
日系スーパーだけで買い物をしない
日系スーパーだけで買い物をしないことをおすすめします。
もちろん醤油や大根なんかは、日系スーパーでしか買えない場合も多いと思いますが、例えば牛乳、卵、フルーツなどは日系スーパーよりも地元のスーパーのほうが格安です。
また、絶対に日本製のものじゃないといけないか?一度考えてみてください。
例えば子供にあげる小さな小袋入りのお菓子、それはアメリカのフィッシュクラッカーやポップコーンを小袋に入れることで代用できませんか?日本製が一番、というわけでもないかと思いますよ。意外と味が薄いお菓子も売っていて子供に安心と思えるお菓子も多いですよ(オーガニック系は味も薄めなものが多いです)。
スーパーのクーポンをチェックする
スーパーに行くときは、スーパーの広告を事前にチェックしてください。
また、広告だけではなく、多くのスーパーがアプリやオンラインでクーポンを用意しています。合わせてチェックしておきましょう。
なんと買い物客の62%はオンライン広告を事前にチェックし、50%以上の人がオンラインクーポンをチェックしているそうですよ。
例えばこちらのグラノーラバーはデジタルクーポンで2個$3.98のところ2個で$3になります。なお、Shopriteの場合は、デジタルクーポンは購入前にアクティベートしておかなくてはいけないので、必ず事前にチェックして、買いそうな商品をクリックしておきましょう。
ちなみに、ibottaなどのクーポンサイトをチェックしておくと、合わせて使用することもできます。
またお得な商品だけを購入して、後から料理するものを考える、というのも一つの方法だと思います。
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