アメリカでトイレトレーニングをする方法:パンツや便利グッズも紹介

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トイレトレーニングの本
トイレトレーニングの本

アメリカで育児を行うとなると育児法が両国で少しずつ違うので、日本式、アメリカ式、どちらの方法で行おうか迷うことが多いですよね。
初めての育児だと、どっちか、、、っていうよりも、どっちもわからない!!

例えば「アメリカ式に決めた!」と思っても、アメリカじゃどんな道具やグッズがあるのかもゼロから調べないとわからないですよね。

トイレトレーニングもその一つ。
アメリカのトイレトレーニングがいまいちわからない、そんな人も多いでしょう。
そこで今回は「アメリカでトイレトレーニングをする方法」を紹介します。

我が家の息子も、やっとトイレトレーニングが終わったので(長期戦でしたが、、、)実体験を含めて紹介させていただきます。

アメリカ式は、いつから始めるの?

オムツばなれのためのトレーニングはPotty training、もしくはToilet trainingと言います。

トイレトレーニングは2歳か3歳ぐらいで始めましょうか~と小児科の先生が言うくらい(えっ!1年も差があるよ!!)結構ざっくりの時期で始めます。
18ヶ月からトレーニング可能!と言っている人もいますし、子供によっては4歳ぐらいまで興味なしの子もいるわ、という人もいます。あまり焦ってやりなさい!とは言われません。

デイケア などでは先生達がトレーニングをしてくれるところも多いようですが、3歳入園のPre-School、および4歳入園のPre-Kあたりだと「トレーニング完了」が入園条件になる場合も多いので、スクールにいつから入れるかといった環境によって、スタート時期を決める人も多いようです。

ちなみに息子の場合は3歳ちょっと前から始めました。

その時期が早かったか遅かったかはトレーニングが終わった今でも正直よくわかりませんが、息子は1週間でトイレに慣れてくれたものの、自分からトイレ~と言ってトイレに走るようになるには、、、、結局半年はかかりました。
ちなみに一般的には”3ヶ月で終了”するそうです。

息子は4歳になっても(いや、5歳でもたまに)遊びなどで夢中になるとトイレに行くことを忘れちゃうことも多かったです。つまりプリKでもおもらしをしていましたが、先生から特に怒られることもなかったので、まあ、よくあることなのでしょうか。

季節

日本では、トイレトレーニングは夏が良いとよく言いますよね?
汚してしまったパンツを洗濯してもすぐに乾くし、パンツで部屋をウロウロさせても寒くないから。

では、アメリカでは・・?

当初は私も夏が良いのかな、と思っていたのですが、実際は、意外と「冬」がお薦めかな?と思いました。

というのも、我が家は、部屋の多くにカーペットがひいてあるので、おもらしをしたらカーペットがしっかりと濡れてしまいます(仕方ありません)。
洗剤で汚れを拭くと、さらにカーペットは濡れてしまいます。

※カーペットの掃除方法はこちら

そんな時、冬だと部屋にはヒーターもあり、空気も乾燥もしているので、夏よりも冬のほうがカーペットが乾きやすいと思います(NYの場合)。また、濡れたパンツをためて洗濯・乾燥機も良いのですが、私はさっと手洗いをして室内に干していたので、パンツも乾きやすくて助かりました。

一方、外出時のトイレ練習は、寒い冬にパンツが濡れた状態で「トイレどこ~!」と探すのもちょっとかわいそうなので、気候が良くなってからが良いですね。また、暖かい季節のほうが、薄くて軽い生地の服なので、着替えを持ち歩くのも楽ですし、着替えも何枚も脱がせて・着せて、、、をしなくてもいいです。

ということで、我が家では冬からのんびりトレーニングを開始し、当分、外出時はおむつ。
春になって洋服も軽くなったら、外出時もパンツでトレーニングにしました。
地域によって気候は違うと思うのですが、洗濯ものやカーペットが乾きやすい時期、着替えを持ち運ぶのにコンパクトな時期、なども考慮してみてはいかがでしょうか。

どうやって行うの?

私の小児科の先生が教えてくれた方法

1. 2-3日じっくりと家にいる日を決めて、その時はジュースでもかまわないのでとにかく飲み物をたくさん飲ませる。
2.15-30分に1度ほど声をかけ、トイレに連れて行く。
3. 偶然にもおしっこが出たら、もう大盛り上がりで喜んで、ほめまくる。
4. ご褒美をあげる(シールとか)

とにかくテンション高く、パーティーパーティーな感じでほめまくり、トイレを大好きにさせること!がポイントだそうです。

3 Day Potty Training
3Day Potty Trainingという「3日間でトイレトレーニングが完了する!」という本も人気です。
この本では、トイレトレを始める日から、子供には何も履かせず、おしっこが漏れる、おしっこを漏らすと床も濡れて嫌な感じがする、ということをわからせることを勧めています。

必要・便利なグッズ

トイレトレーニングに必要・便利なグッズを紹介します。

Potty (Leslie Patricelli board books)
トイレトレーニングを開始しよう!と思う1-2ヶ月前から、本などで読み聞かせをして、トイレでおしっこをすることをイメージさせておくことが重要です。
この本Pottyは、トイレトレーニングの本として有名です。

My Thomas Potty Book
My Thomas Potty Book

My Thomas Potty Book

子供に人気のトーマスもトレーニングブックが出ています。
お子さまの好きな本を見つけてあげると良いかもしれませんね。

おまる

おまる

OXO Tot Potty Chair, Gray
最初はタイミングもわからないので、部屋の片隅ですぐにトイレができるおまるを使用するのが良いでしょう。しかも、おまるのほうが安心する子が多いようです。
何度もトイレに誘わなくてはいけないので、部屋の片隅だと手軽ですね。
上の商品は、使用後は簡単に空にしてすすぐことができるので、とても楽です。
ゴム製の滑り止めも付いているので、椅子が安定します。子どもが座ろうとしたときに椅子がずれることもありません。

子供用便座
子供用便座

Munchkin Grip Potty Training Seat, Gray

おまるで成功する確率が増えてきたら、トイレに子供用の便座を付けて、トイレでの練習を始めましょう。

また、トイレでトレーニングを始めると、トイレがなんか怖いとか、嫌いだ、と思う子も出てくるようなので、トイレに好きなキャラクターのシールを貼ったり、お気に入り、楽しい場所というイメージをつけてあげましょう。

台

Dreambaby Step Stool, Aqua Dots

同時に、自分で座れるようにこのような台を用意すると良いですね。また、このような台があると、自分で手を洗う時にも使えるので、便利ですよ。
なお、上の商品はAmazonで子供用の台として一番売れている商品です。お手頃価格でシンプルなデザインなのが良いですね。

折りたためる台
折りたためる台

Folding Step Stool
折りたためるタイプのものは、トイレトレーニングが終わった後でも、家のどこかで活躍してくれます。我が家ではキッチンでまだ活躍中です。

Pull-Ups Pants

Huggies Pull up pants

Pull-Ups Cool & Learn Training Pants

Pampers Pure Protection Training Underwear

Pampers Pure Protection Training Underwear

自分でおむつを下ろせて、おむつよりも下着に近いように作られたのがPull up パンツ、トレーニングパンツです。外出時はプルアップを履かせている人が多いですよ。

Training Pants

布でできたトレーニングパンツです。
股の部分だけが厚手の布になっているもので、ビニールなど漏れない加工がしてあるものもあります。

「Gerber Little Boys' 4 Pack Training Pant」の画像検索結果
Gerber Little Boys’ 4 Pack Training Pant

上の商品は、どこのスーパーでも取り扱うGerberのトレーニングパンツ
肌ざわりがよく、股の部分がいくらか厚手になっています。

私はこれを何枚も買って愛用していました。
ものすごく厚手ではない(しかも、股の部分にビニールなどの加工がされていない)ので、これだと漏れますが、まあ多少漏れるのも仕方ないし、本人に自覚させるには良いかな、と思いこれを使いました。
それより、洗って早く乾くので便利。さらに、肌触りが良かったので気に入っています。(肌ざわりが良いので、トイレトレが終わっても使っていました)
ちなみに、Gerberの商品は、日本のグンゼに相当します。そこそこ安くて、質が良いので、おすすめです。

BISENKID 6 Packs Waterproof Potty Training Plastic Underwear Covers for Potty Training Pants
ほとんどのトイレトレーニングパンツは完全防水ではないのですが、このトイレトレーニングパンツカバーをつけることで、外への漏れを減らすことができます。プラスチック製のカバーなので、吸収性のあるトイレトレーニングパンツの上に敷いて使う必要があります。ウエストと脚の部分は伸縮性があり、おむつは表地がポリエステル、裏地が防水性の熱可塑性ポリウレタン(TPU)でできています。

アプリ

Potty Toilet Training
Potty Toilet Training

トイレに行こう!とアラームで知らせてくれるアプリを使う人も多いです。
Potty Toilet Training(apple)などが有名です。

アラームが鳴ったから行くよ!!と声をかけると、子供はノリノリでトイレに行く場合が多く、我が息子もアラームが好きでアラームのいうことは聞いてくれました。アラーム効果、すごいですよ。

Folding Travel Potty Seat

旅行用便座
旅行用便座

OXO Tot 2-in-1 Go Potty for Travel – Navy

外のトイレだと大人サイズなので大きすぎて怖い、とか、今すぐにトイレに連れていきたいのにトイレが遠い、行列ができている、など外出時のトイレに苦戦する場合も多いです。

そのような場合には便座シートを外出時も持ち運ぶと良いですね。
家でも同じシートを使っておくと、家と同じだ!と安心するようですし、子供サイズのシートになれば、しっかり座れるので良いようです。

上の写真の商品は、簡易のおまるにも、簡易の便座シートにもなる優れものです。
我が家では、外出時の緊急用のおまるとして購入したのですが、折りたたむことができるので、車に置いておいても邪魔になりません。
また、おまるの形にすると結構低いので、子供は気に入るのか?これで外でトイレができるのか??と、ちょっと心配でしたが、その点はすんなり嫌がらずに使っています。


OXO Tot 2-in-1 Go Potty Refill Bags, 30 Count
ちなみにこの商品は、専用のトイレ袋が売っています。

OXO Tot 2-in-1 Go Potty Refill Bags, 30 Count
OXO Tot 2-in-1 Go Potty Refill Bags, 30 Count

しっかりしたビニールの袋の中央には、厚手の乾いたワイプが付いていて、これでおしっこなど水分を吸収してくれます。

でも、アマゾンのレビューを見ると、結構高額なのでスーパーの袋で代用している人が多いようです。
でも、スーパーの袋ってお店によってはちょっとだけおまるにサイズが合わない、とか、うわ~破れていた!ってこともあるので注意しなくてはいけませんね。

ちなみに、外では、このようなおまるを使わせている人が結構います(驚きでしょ?!)。
トイレがない公園などでは、車の横や車の中で子供がこれを使っているのをかなり目撃しますので、外出時でもおまるを使いましょう。

また、トイレトレーニングが終わってからも、ドライブ中など、いざという時にこのようなタイプのおまるが車につんであると便利だと思います。

Folding Travel Potty Seat for Boys and Girls
Folding Travel Potty Seat for Boys and Girls


Folding Travel Potty Seat for Boys and Girls
また、レストランなど大人用のトイレを使う時に、嫌がる子も多いです。
サイズも違いますから。
そういう時にはこの折りたためるシートがおすすめ。
折りたたんでカバンに入れて持ち運べるサイズになるので、助かります。

チャイルドシートカバー

G ganen Baby Piddle Pad
G ganen Baby Piddle Pad


G ganen Baby Piddle Pad
チャイルドシートでおもらししてしまったときに汚れるのを防ぐためのカバーです。
長距離のドライブや、予期せぬおもらしに備えておくと、安心です。

ご褒美シールとシート

ステッカー
ステッカー

Baby Yoda Star Wars The Mandalorian Sticker Book Pack – Over 300 Stickers
トイレに座った、トイレでおしっこができた、などでご褒美シールをあげるとやる気を出す子供続出です!息子も最初はシール欲しさでトイレに行っており、気が付けばトイレは苦手ではなくなっていました。

最後に

息子の場合、トイレに座るのは比較的早くできるようになったのですが、その後、トイレに行くのが面倒くさい、おむつでいいじゃないか、とトイレに行かない反抗期がとても長かったです。
だいぶ経ってきてから、おもらしはなんか気持ち悪い、と思うようになり、、、、気が付けば自分でトイレに行っています。

途中、親が焦って怒ってしまったりしたこともあったのですが、最後のほうはいつかはするようになるでしょ、と、どうにでもなれ~状態で怒らずに淡々とやっていたら、、、、、あ、濡れたパンツが干されていないな、今日は一度もおもらししてないじゃん!という日が増えた気がします。

いろいろな方法があると思いますが、みんながみんな、最短の道ですーっとできるようになるわけではないので、気長にがんばりましょう。

育児・学校・子供用品
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