皆さん、ルバーブってご存知ですか?日本ではなかなか見かけない赤いセロリのような野菜。
海外で生活していると、なんだろう??という野菜を多く見かけますが、必死にレシピを調べて作ってみたけれど美味しくなかった、和食中心の夕食だから使いみちが見つからない、、、など、よくわからない野菜を調理するのって、とっても苦戦しますよね。
そこで、今回は「アメリカ ルバーブで練り梅を作る方法”」について紹介します。
しかもこの「野菜」がすごいのは、梅じゃないのになんと「練り梅」が作れるんです!
結局梅は使っていないので”っぽいもの”なのですが、、、ぜひ試してみてください!
ルバーブって何?
北米と北ヨーロッパを中心に栽培されている、赤く太い茎に緑の大きな葉をつける野菜です。
茎の部分はセロリみたい。赤色がとっても鮮やかです。
葉にはアクのもとでもあるシュウ酸を大量に蓄積するため、食べてはいけません。「茎」を食べる野菜で、独特な香りと酸味からデザートに使うことが多いです。
一方で食べれない葉や根は、金属のさび落としやダニなどの殺虫剤として使用されています。
ルバーブを使った料理とは?
基本的には茎に砂糖を加えて煮ることでジャムのようにして使用したり、パイの中に加えて使用したりします。茎のきれいな赤色から、いちごのような赤いジャムができるので、料理に使うとパッと色が鮮やかに映えますよね。でもとっても酸っぱいです。
使いにくいな、という場合には、いちごといった甘みのある果物と合わせて使ってもいいですよね。
ルバーブから練り梅を作ってみよう
私はあまりパイを焼いたことがないので、この「ルバーブ」は使いにくそうな野菜だな、と思っていたのですが、ルバーブと塩を使って煮ると「練り梅」みたいな味になると聞いたので、試してみました。
ルバーブ練り梅の材料
ルバーブ–1束
塩–少々
ルバーブ練り梅の作り方
ルバーブを1-2cmにカットします。
通常、スーパーでは葉がカットして売っていると思いますが、万が一「葉」が付いていても茎だけを使用してください。
鍋にカットしたルバーブを加えて弱火にかけ、混ぜていると、、、あっという間にドロドロになります。
10分もかかりません、5分弱でしょうか。
味を見て、塩を小さじ1/2程度加えて、混ぜれば完成です。
塩は少量を加えるだけで十分なので、ルバーブの味をチェックしてから少しずつ塩を加えていってください。
なんとなく、梅の赤みが足りない気がしたので、今回は食紅を1滴加えました。
完成したのがこちら。
なんでかな~、なんでかな~、ちょびっと塩を加えただけの結局「ルバーブ煮」なのに、梅っぽい味がしますよ。
ルバーブだよ!と言わずに食卓に出しましたが、主人も息子も「梅」だと思って食べていました。
梅として野菜を和えたり、おにぎりにしたりと、かなり使えるので、重宝しています!
この意外性、とっても面白いのでぜひ試してみてください!
コメント