海外で生活すると、だんだん”食べたいなら自分で作ろう”ということが増えてきますよね。
さて、おいしい干物が食べたい!
そんなときに遠くの日系スーパーまで出向いても、好みのものに出会えない。。。
でも、”ピチット”があれば、自分で作れるんです。しかも、ベランダで干す必要なく、室内で、しかも冷蔵庫で作れます.
アジが手に入らなくても、別の種類の魚でもOKです。
今回は「ピチットを使った干物の作り方」を紹介します。まずは一度試してみてください!
作り方
Okamoto Pichit Regular 32 Rolls for Fish and Meat Food Dehydration Sheet
まずは、この「ピチット」を用意してください。
以前は日本でしか買えなかったので、一時帰国時に買って帰ってきたのですが、なんと今ではアメリカアマゾンでも購入できるようになりました。
これは、ラップの間にジェルみたいなものが入っているようなシート。
ジェルは水あめと海藻成分からできているので、もし万が一破れてしまっても安全です。
このシートは、浸透圧を利用して、魚や肉のうま味は残して余分な水分や生臭みを吸収してくれます。なので、魚の干物は干さずにこのシートに挟めば、さくっと水分がなくなるわけ。ベランダで干さなくてもOK! 便利でしょ!!
さて、では早速作りましょう!
まず魚を用意してください。
そして、その魚が入るような容器に10%濃度の塩水を用意してください。
塩分濃度はお好みで。
私は塩分控えめです。
※上の写真は塩を入れたばかりの状態です。これから混ぜて溶かします。
そこへ水気をキッチンペーパーでしっかりとった魚を漬けます。
30分ほどつけてください。
30分経ったら、キッチンペーパーで魚の水分を取り
ピチットに挟み、サランラップで包みます。
その後冷蔵庫で一晩置きます。
翌日、ピチットをはがしてみると、、、、
ほらっ、魚の水分がなくなって、身が締まっています。
ピチットのシートとシートの間に、最初にはなかったようなジェルとは違う液体がたっぷり溜まっています。
これ、魚から取った水分です。
一夜干し風干物完成です!
せっかくおいしい干物ができたら、ぜひ魚焼きグリルを用意してくださいね。
皮がパリッパリで、ジュワーっとした干物がきれいに焼けますよ。
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