アメリカの生活洗剤っていろいろありますよね。
服を洗うのはこれがいいとか、マルチに使える洗剤はコレとか。
使う洗剤ごとに選んでいると、なんだかごちゃごちゃ。お気に入りのブランドで統一できると、楽なんだけどな。
そんななか、アメリカで人気の洗濯洗剤から掃除用洗剤、ハンドソープまで幅広く扱っているシリーズに”Mrs. Meyers ミセスマイヤーズ”があります。
ミセスマイヤーズのすごいところは、幅広い層に人気ということ。
簡単に言えばCVSでも売っていて、近所のスーパーでも売っていて、そしてちょっと高級なWhole Foodsでも売っている、と言えばいいでしょうか。
そんなミセスマイヤーズ。アメリカで愛されている秘密・商品紹介をしていきます。
Mrs. Meyers ミセスマイヤーズって誰?
Mrs.マイヤーズさんは実在する人物です。Thelma A. Meyerさんといって、アメリカ中西部アイオワに住む9人の子供のお母さんです。すでにお孫さんもいるようなので、おばあちゃんと言ったほうがいいのでしょうか。お庭のお手入れをすることが大好きな方です。
実はその娘のモニカが、1999年にある店を訪れたとき、従来の洗浄剤に対して鼻を刺すような化学物質が入っていることが気になり、心地よい香りの商品を作ることを決め、会社を設立したのが始まりです。母の大好きな庭をイメージしたアロマベースの香りを用いた製品は、母の姿を思い出し、インスパイヤーされてできた商品なのでしょう。
Mrs. Meyers ミセスマイヤーズの商品特徴
植物由来
可能な限り植物ベースの成分を使い、製品を作ります。
成分表としては、植物由来のエッセンシャルオイルであるヨーロッパモミの葉油や、植物由来の香料成分である酢酸ベンジルなどの名前があります。
また製品は生分解性なので、使用後の環境についても安心です。
成分は持続可能なものを調達
パーム油は、アジア、アフリカ、南アメリカ全体で持続可能性を推進する組織である持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)のメンバーから調達されます。
有害な化学物質は含まれていません。
アンモニア、塩素、パラベン、フタル酸エステル、ホルムアルデヒド、人工着色剤、リン酸塩、石油留分は含まれていません。人の健康を害し、環境に有害な化学物質は使用していません。
ですので、ミセスマイヤーズの石鹸やスプレーは子供やペットの周りで安全に使用でき、換気のために窓を開ける必要がありません。
リサイクル可能ボトル
ミセスマイヤーズすべての製品(ポンプとキャップを除く)はリサイクル可能で、ボトルには少なくとも25%の使用済みプラスチックを使用しています。
動物テストなし
動物実験は行われておらず、動物由来の成分も使用されていません。
香りが良い
ミセスマイヤーズの製品は、シーズン限定、定番商品など様々な香りのものが発売されます。
ちなみに今チェックしたところ28種類。
家は人が集まり、リラックスするのに重要な場所。そこを心地よい香りと清潔さで居心地の良い雰囲気を保つのにミセスマイヤーズの商品が役立ちます。
ミセスマイヤーズ商品ラインナップ
ミセスマイヤーズの商品は、キッチン洗剤などが有名ですが、それ以外にもハンドソープ、トイレクリーナー、ボディークリーム、ハンドローション、キャンドルなどなど、家じゅうミセスマイヤーズにできる勢いです。
ミセスマイヤーズ 人気商品
ハンドソープ₍Hand Soap)
Mrs. Meyer’s Clean Day Liquid Hand Soap, Lavender Scent
食器用洗剤(Dish Soap)
クリーナー(Multi-Surface Everyday Cleaner)
Mrs. Meyer’s Clean Day Multi-Surface Everyday Cleaner, Lemon Verbena
ミセスマイヤーズ 注目商品
Mrs. Meyer’s Clean Day Dryer Sheets, Honey Suckle, 80 Count
洗濯乾燥の時に洋服と一緒に1枚シートを入れるだけで、ふんわりとした乾燥になるシートで、柔軟剤のようなものです。
同時にほのかに香りが衣類にうつります。ミセスマイヤーズのお気に入りの香りが衣服からするのも気持ちいいですよね。
Mrs. Meyer’s Clean Day Hand Lotion
ミセスマイヤーズのハンドソープは有名ですが、ローションもおすすめです。
アーモンドオイルとシアバターで、しっとりとした手肌にしてくれます。香りも良いのはほっとしますよね。
ミセスマイヤーズ 香りのラインナップ
ミセスマイヤーズの製品には、バジル、ライラック、オレンジクローブ、ラベンダー、アップルサイダーなどなど、多くの香りが用意されており、それぞれ天然のエッセンシャルオイルでできています。
甘いフローラルの香りのものもあれば、よりリラックスを導く香りもあり、非常に多くのオプションがあるので、季節や気分で使い分けるのも良いと思います。
日本にもミセスマイヤーズは上陸しているようですが、HPで確認する限りではレモンバーベナ、ラベンダー、バジル、ハニーサックルの4種類。
つまりアメリカでは売っているいけれど、日本では買えない香りもたくさんあるので、お土産としても良いですね。
アメリカで人気の香りは大体この3つ
- ハニーサックル₍Honeysuckle):ハニーサックルとはスイカズラの花の香りのこと。フローラルでフルーティーな香りです。
- レモンバーベナ₍Lemon Verbena):柑橘系の軽くてさわやかな香りで、部屋に清潔感を与えます。
- バジル₍Basil)の香り:落ち着いてリラックスできる、清潔でさわやかな香りです。
これに続き
- ラベンダー₍Lavender):ラベンダーの花の香りで、家をスパのようなフローラルな香りにしてくれます。
- シャクヤク₍Peony):限定。バラのような甘く爽やかな香りです。
ライラック₍Lilac):限定。甘く優しい花の香りです。
といった季節ごとの花の香りが人気です。
さらに季節の香りとして
- アップルサイダー₍APPLE CIDER):シナモンとアップルサイダーの秋にぴったりの香り。
- オレンジクローブ(ORANGE CLOVE):冬の香りとしてオレンジにクローブをさしたポマンダーの香り。
といったものは、季節やイベントを洗剤などでも楽しませてくれます。
個人的レビュー
私は自然な香りは好きだけれど、強すぎるのは苦手です。さらに化学薬品っぽい香りはもっと苦手なので、極力使わないようにしています。
そこで、基本的に家の洗剤は、香りのまろやかなDr. Bronnerマジックソープを使うことにしています。Dr.Bronnerは掃除、シャンプー、ハンドソープなどとしてマルチに使えるので助かっています。ただ、その香りは大好きなのですが、少し汚れ落ちに弱い欠点があります。植物系なので仕方がない部分でもあります、シャンプーやハンドソープでは事足りるのですが、マルチクリーナーとしては物足りない時も多いです。
そこで、マルチクリーナーの日常使いはDr.Bronner、ちょっとしっかりした汚れをとりたい用には、他のブランドを気分転換も含めて試しています。で、使うのが大体Mrs. Meyer’sかMethod。
その3種類で香りは
- 自然でまろやかなのがDr. Bronner
- 少し香りがアロマっぽく、一番長く香りが残るのがMrs. Meyer’s
- アロマっぽいけどちょっとだけ人工的な感じなのがMethod
Mrs. Meyer’sは例えば朝掃除をするとお昼でもほのかに香ります。ふわっと香った部屋に入るのは気分がいいです。
一方で汚れ落ちは
- ガツンとした汚れに弱いのがDr. Bronner(だから簡単な日常使い)
- そこそこ落ちるのがMrs. Meyer’sとMethod (若干Methodのほうが落ちる気がする)。
と、塩素系のといった強いクリーナーにはかないませんが、そこまでの汚れじゃなければ充分問題なしです。
とにかく香りや種類がたくさんあるミセスマイヤーズ。季節ごとに買い替えてみたり、キッチン、浴室と場所ごとで香りを変えてみたり。香りで気分を盛り上げてくれる製品なので、ぜひお楽しみください。
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