アメリカの小学校の1日のスケジュール、時間割、持ち物

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9月から子供が小学校に通い、どういう風に過ごしているんだろ?と不安に思っている方も多いことでしょう。
そこで、息子が2年生のときの1日の学校スケジュールを紹介しつつ、学校のルールなども紹介しようと思います。
地域によって一部異なる内容もあると思いますが、参考にはなると思います。

授業

9:00 授業開始

地域によってはスクールバスが存在しませんが、私たちの学校区ではスクールバスが存在します。
そこで、スクールバスでくる子もいれば、車で送ってもらう子もいて通い方はさまざまです。
息子はスクールバスを使用していますが、いろいろな場所でストップするので、30分ぐらいバスに乗っています。

ご両親が忙しい子は朝早くからやっているYMCAなどで過ごしてからスクールバスに乗ってくる子もいます。
また学校から〇マイル以内に住んでいる子はスクールバスが利用できない、というルールが私たちの学校ではあるので、学校の近くに住んでいる子は、歩いてきています。時にキックボードで来たり、犬を散歩させながらくる子もいます。

ちなみに服装は基本的に
・フード付き
・ひわいな言葉や銃の絵など暴力的な絵や言葉が書かれている服 は禁止です。
フード付きはフードがひっかかって首がしまったりするから、だと思いますが、フード付きに関しては彼の学校では注意はされません。
ルールではだめなんですが、フード付きの服、たくさん売っているので、フード付きを着ている子がかなり多いです。

また、ピアスやネックレス、ヘアアクセサリーなどは基本的にOKです。
帽子もかぶってOKですし、クロックスで学校にくる子もいます(本来はサンダルは禁止です)。

そして、バスなど始業時間より早く学校についた場合には、校庭で遊びます。

9:00~9:10 朝の会

まずは忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)を唱和します。
忠誠の誓いとはアメリカ合衆国への忠誠心の宣誓で、胸に手を当て唱和します。
こういう風に、自然と愛国心が培われていくんだろうな、と感じます。

その後1日のスケジュールや先生の話がされるそう。
子供達は結構自主的に手を上げて皆に伝えたいこと、あったことなどを話します。

9:10~9:40 Word Work

英単語の練習時間。発音練習やスペル、単語の意味などを行います。

9:40~9:50 休憩、スナックタイム

ちょっとした休憩時間です。
家から持ってきたスナックを食べたり、お話しをするそう。
天気が良い時には校庭に出かけて食べますよ。

持ってきているスナックも、さまざまです。
ポテトチップスの子もいれば、ヨーグルトやフルーツの子も。
時にダンキンドーナツの子もいるそうですが。

我が家ではお昼ご飯をしっかり食べてもらうために、かなり少量のスナックを用意しています。
ドライフルーツやポップコーンが多いかな?

ただクラスにナッツアレルギーの子がいるので、ナッツの入っていないものを持っていくのはもちろんのこと、パッケージに「この製品にはナッツが含まれるかもしません。」と書かれている”かもしれない”レベルのものでも、持っていくのはやめています。

9:50~10:30 理科とかいろいろ

いつも内容が不定期で変わる時間です。
理科的なことをしたり、道徳的なことをしたり、はたまた歴史だったり。
iPadを使って動画など活用していることが多いです。

10:30~11:15 特別授業

体育、美術、音楽の授業がローテーションで行われます。
これらは専門の先生が教えてくれます。

体育は体操服などはありません。女の子はスカートの下にスパッツを履いたりしています。
美術は画材はすべて学校に置かれているので、自宅から持っていくことはありません。
学期末にまとめて制作物を持って帰ってきます。これは日本と一緒ですね。

11:15~11:30 英語

英語の勉強をしています。
本を朗読したり、いろいろです。

11:30~12:30 ランチと遊び

アメリカの小学校
アメリカの小学校

お昼ご飯は教室では食べず、カフェテリアへ移動して食べます。
家からランチを持ってくる子もいれば、給食を購入して食べる子もいます。
給食は現金や小切手で購入することもできますが、事前にお金を入金しておき、子供が登録番号を入力することでランチ代が引き落とされるシステムもあります。

息子曰く、給食はまずい。さらに量が少ないそうで、我が家では彼の希望もあってお弁当を持参しています。

カフェテリアへ移動してランチを食べた後は、校庭へ行って遊びます。
教室からカフェテリアへ移動して、、、としていると、ゆっくりとランチを食べている時間はないそうです。

さて、校庭は芝生、バスケットコート、遊具などなどいろいろあります。
ボールも出ているので、キックボールをしたり、サッカーも可能。
数名の先生が校庭に立っているので、何かあればサポートしてもらえます。

12:30~13:25 ESL

息子はこの時間はESLという母国語が英語でない子向けのの英語クラスを受けます。
自分のクラスから関係する子だけが、ESLのクラスへ移動して行われます。
2年生ともなると、ボキャブラリーを増やすことに重点を置いているようです。
NYのESLクラスでは、年度末にテストが行われ、一定以上の点数を取るとESLクラス卒業となり、ネイティブのクラスだけになります。

13:25~13:40 休憩

ビデオを見ながら踊ったりして気分転換をするそうです。

13:40~14:30 算数

算数はiPadを使ってやることが多いみたいです。進み方は日本よりちょっとだけ早いような。
想像したよりも難しい問題を解いています。

14:30~14:40 終わりの会

15:00 解散

バスの子、お迎えの子と分かれてそれぞれの場所に向かいます。

お迎えの場合、学校によっては、迎えに来た人の名前を書いたりしなくてはいけないことがあります。
またこの場合、車で迎えに行くと、学校近隣が大渋滞を起こします。
でも大体、地元の警察が見ていてくれるので、大きなトラブルは起きません。

さて、息子はバスで学校に行っているのですが、バス停についたらもう4時。
これから習い事、、、となると、1日があっという間です。

特別な日

学校全体やクラス単位で、特別な恰好をしてくる日があります。
パジャマデー、クレージーハットデー、好きなスポーツのTシャツや帽子をかぶる日、カラーを揃える日など。
その日は先生も同じようにパジャマで学校に来たりしますよ。

持ち物

こちらが小学校1年生の息子のカバンの中身です。

息子のカバン
息子のカバン

まず、鞄はこちら↑。
むちゃくちゃふつーのリュックサック(バックパック)です。
男の子だとアニメやレゴといったキャラクター、女の子だとキラキラしてたり、ユニコーンが付いているバックパックを持っている子が多いのですが、息子はノーキャラクター、ただの紺色。キャラクターものが好きではないそうです。
でも、じゃらじゃらとキーホルダーをつけるアレンジは彼なりにポイントのようです。

新学期の9月に買い替える子が多いですね。

息子のカバンの中身
息子のカバンの中身

そして中身をざっと出してみるとこんな感じ。
意外と重いんですよね。

では1つずつ見てみましょう。

息子のカバンの中身
息子のカバンの中身

こちらは本のセット
学校によってやっていることは違うと思うのですが、彼の学校ではこういった本のパックが各自用意されています。
個々のレベルに合わせて本がセットされており、授業中でも読んだりするみたい。
家でも読んでね、ということで持ち帰ってきます。
これが結構重いんですよね。(この本のパックは低学年だけでした)

お弁当バッグ
お弁当バッグ

続いてこちらがお弁当バッグ
お弁当と、紙ナフキン、フォークやお箸、ミニの水筒が入っているので(暑い時期には保冷材も)結構大きくなります。
教室からお弁当を食べるカフェテリアまで自分で持ち歩くので、取っ手付きで、ジッパーで閉じたタイプがおすすめです。

息子のお弁当の様子はこちら
皆のお弁当についてはこちら
水筒
水筒

水筒
魔法瓶タイプを使用していますが、実際はプラスティックで十分です。
以前使っていたプラスティックタイプが壊れたので、ただ家にあった魔法瓶タイプを使っています。重いので買い替えたいのですが、ただただ買いそびれています。
中には水を入れています。

スナック
スナック

これはスナック
ランチはお昼前に12時前にあるのですが、下校前の2時半ぐらいにスナックタイムがあるので、その時に食べるもの。
ヘルシーフードを、と言われていますが、実際は適当です。
クッキーの日もあれば、フルーツの日も。ジップロック袋に入れて持ってくるように、と言われています。
彼はゴールドフィッシュやクッキーなど何種類かを混ぜて持っていくのが好きなので、容器にいれています。

スナックタイムのスナックにおすすめ商品
フォルダー
フォルダー

こちらはフォルダー
宿題フォルダー(Homework Folder)と書かれていますが、先生からの連絡レターや宿題(ペラペラの紙1-2枚)が挟んであります。
宿題や提出書類もこれに挟んで翌日に学校へ持っていきます。

そうです、学校には筆箱も教科書も持っていきません。
鉛筆などは学校が始まる9月に各自指定の物を用意して学校に届けます。
それらをクラスでは共有して使います。

育児・学校・子供用品
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