アメリカ離乳食の進め方:時期ステージ、いつから?進め方、おすすめ市販ベビーフード・オーガニックなど

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今回は「アメリカでの離乳食の勧めかた」を紹介します。
日本とは少し異なる部分もあるかもしれませんが、アメリカ式のやりかたも知っておくと良いでしょう。
離乳食をスタートする時期、どうやって進めていくか、市販のベビーフードなどについて紹介します。

いつごろから離乳食をスタートする?

「米国人のための食事摂取基準」と「米国小児科学会(AAP)」は、母乳や粉ミルク以外の食品を生後6カ月頃から与えることを推奨しています。 しかしこれは6か月にスタートしなさい!と言っているわけではなく、AAPは6ヶ月間は母乳(粉ミルク)のみで育て、1歳になるまでは母乳(粉ミルク)を補助的に与えることを推奨しています
つまり6ヵ月以降に食べる準備を示すサインを見せ始めたら、スタートすると良いでしょう、という意味です。
なお、生後4カ月以前の食品摂取は推奨されていません。

では、食べる準備を示すサインとはなんでしょうか?

  • お座りができて、首がすわる。
  • 好奇心旺盛で、周りのもの、特にあなたが食べているものをよく見ている。
  • フォークを頭で追いかけ、口をあけて食べようとする。
  • 1日分のミルクを飲んでも、まだお腹が空いているようだ。

さて、離乳食を与える準備ができたら、当初は離乳食は「おまけ」の食べ物だと考えるとよいでしょう。カロリーと栄養の大部分はまだ母乳や粉ミルクから摂取しているのですから。

ステージ1 ピューレタイプ、アレルギー有無の確認 6ヵ月~

穀物からスタートしなくてはならないという決まりはないようで、野菜からスタートしてもかまわないようですが、シリアルには赤ちゃんにとって重要な栄養素である鉄分が含まれているものが多く、また、アレルゲンに関してもリスクが低いため、シリアルからスタートさせる人が多いようです。

ベビーシリアルの種類としては、米、オートミール、ミレットなど様々なものがあり、1種類に固着必要はありません。
以前は、米が伝統的に赤ちゃんの最初の食べ物として使われていきましたが、近年では含まれるヒ素の健康への懸念から米は制限するか避けるべきものとされています。そこで、APPによるとオートミールシリアルのほうが安全だと言われており、グルテンフリー、アレルゲンも含まないので赤ちゃんにも優しい食品と言えましょう。

ミレット:イネ科の植物の種子から作られます。ビタミンB、カリウム、リン、マグネシウム、鉄などの栄養があり、良質なタンパク源でもあります。また、消化が良く、他の食品よりアレルギーが少ないのも特徴です。
キヌア:栄養がぎっしり詰まった高タンパク質の種子。アミノ酸が豊富で、体に必要なアミノ酸がすべて含まれています。また、グルテンフリーで、アレルギーの心配も少ないです。
大麦:大麦にはマグネシウム、タンパク質、葉酸などの主要なビタミンとミネラルが含まれています。カルシウムも豊富で、成長期の骨を丈夫にし、肝臓などの臓器を保護し、免疫力を高めてくれます。この全粒粉はグルテンフリーです。
マルチグレイン:シリアルメーカーの中には、マルチグレイン・シリアルを製造しているところがあります。これらは、オーツ、スペルト、大麦を組み合わせて使用しています。

最初はシングルグレインシリアル小さじ1杯と母乳または粉ミルク小さじ4~5杯を混ぜて与えてみてください。シリアルにまったく興味を示さないようであれば、1週間ほど待ってから、もう1度試してみましょう。水っぽいシリアルを飲み込むのに慣れてきたら、水や母乳の量を減らしてとろみをつけてあげましょう。

ライスシリアルの懸念について

ライスシリアルは、赤ちゃんに初めて与える固形食として広く使われてきました。しかし、近年、ライスシリアルに含まれるヒ素の濃度と、この食品を乳児に与えることの安全性について懸念が持たれています。

2012年米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、米および米製品に含まれる高濃度の無機ヒ素について警告を発しました。ヒ素は、大量に摂取すると致死量となり、少量でも脳、神経、血管、皮膚に損傷を与え、先天性異常やがんのリスクを高めると言われています。白米にも玄米にもヒ素は含まれており、玄米の方が濃度が高くなっています。したがって、FDA(食品医薬品局)では、ライスシリアルだけではなく、オート麦、大麦、マルチグレインなど、さまざまな栄養強化されたシリアル食品を提供することが重要と言っています。

ちなみに、米のヒ素濃度ですが、アメリカ産の米だけでなく、日本産の米にも含まれています(参照)。

シリアル以外のピューレ

シリアルに慣れてきたら、砂糖や塩分を含まない単一食材の食品(野菜や果物)をピューレ状にして、1度に1種類の物を与えてあげましょう。初めての食材は、アレルギーの反応もあるので下痢や発疹、嘔吐などの反応がないか、3~5日待ってから新しい食品を与えると良いでしょう。

とろみのついた離乳食は、舌や口の中の筋肉をより多く動かす必要があり、固いものを口の中で動かすための基礎作りに役立ちます。また、食べるという新しいスキルを赤ちゃんが学んでいる段階です。ですので、上手く食べてくれないことがほとんど。多少の忍耐が必要です。
また、赤ちゃんは、味や食感が新しいので、ピューレ状の食べ物を初めて食べるのを拒否することがよくあります。もし赤ちゃんが拒否したら、無理に食べさせようとしないでください。1週間後にもう一度試してみてください。

ちなみに、野菜より先に果物を食べると、一生甘いものを好むようになると聞いたことがあるかもしれませんが、それを裏付ける研究はありません。バナナから始めるか、ニンジンから始めるか、鶏のピューレから始めるか、それはあなた次第です。

ステージ2 2種類以上のピューレ

単一素材の食品を取り入れた後、それらを組み合わせて与えることができます。そうしているうちに、子どもは新しい食品をたくさん食べて楽しめるようになります。
慣れてきたら、ピューレ状の離乳食と一緒にパフを与えてみましょう
手でパフを取って食べる、ということに少し慣れる必要がありますし、テーブルフードへ移行する練習の意味もあります。
パフを自分で食べるようになるのが理想的ですが、上手くいかないようであれば、パフを口に入れるのを助けてあげてもよいでしょう。

ステージ3 テーブルフード、ピューレからだんだん硬く 8ヵ月~

徐々に手でつかんで食べることに慣れさせていきましょう。
パフが食べられるようになったら、すぐに溶ける食品を少しずつ試してみるとよいでしょう。たとえば、ティージング・パフ、クラッカー、加熱してキューブ状にした柔らかい野菜、バナナ、麺などがおすすめです。
そして、それらが食べれるようになったら、どんどんペーストタイプのものを減らしていき、自分で手で食べれるものに移行していきましょう。

ちなみに、赤ちゃん主導型という方法が近年出てきており、これはピューレの段階を完全に省略する方法です。この場合は6か月以降となります。これらでは、のどに詰まらせる危険性のある硬い食べ物は避けてください。

避けたほうがよい固形食

1歳未満の赤ちゃんには、以下の食品を与えないようにしましょう。

  • はちみつ:ボツリヌス中毒を引き起こす可能性があります。
  • 牛乳(飲み物として):1歳になるまでは、母乳やミルクを主な飲み物として与えましょう。しかし、料理やお菓子作りに牛乳を使うのは問題ありません。チーズやヨーグルトもOKです。
  • 窒息の危険があるもの:ナッツ類、種子、レーズン、固いキャンディー、ブドウ、固い生野菜、ポップコーン、ピーナッツバターなど、喉に詰まらせる危険のあるものは、1歳の間は避けましょう。

アメリカのベビーフード

アメリカでは、多くの人がベビーフードを利用しています。もちろん手作りする人もいますが、ベビーフードをうまく取り入れている人が多いように思います。
ですので、スーパーでも薬局でも売っていて、手軽に購入することができ、タイプも様々です。
またStage毎に用意されています。

  • 粉末状:粉末状のベビーフードは、パッケージに入っていて保存が効きます。経済的な面では、粉末状のベビーフードが最もお得です。水道水や母乳などに混ぜて与えるだけでよいのです。
  • パウチ/瓶タイプ:Stageごとのピューレ、固形ミックスといった形状になっているものも多いので、赤ちゃんがいろいろな食感を楽しめるようになります。また、食べる分だけを別の皿に取り分ければ、開封しても2-3日なら冷蔵庫で安全に保管することができます。
    しかし、メーカーが言うほど栄養価が高いとは限らず、砂糖やスパイスが多く含まれている場合もあるので、注意が必要です。
  • オーダーメイドのベビーフード:赤ちゃんや幼児のためのミニ・ミールを作って、自宅まで送ってくれる会社がいくつかあります。これは、通常、オーガニックで保存料不使用の便利なオプションですが、高額になる可能性があります

おすすめブランド

Once Upon a Farm:コールドプレス技術・オーガニック

Once Upon a Farm | Organic Farmer's Finest Sampler
Once Upon a Farm | Organic Farmer’s Finest Sampler

Once Upon a Farm | Organic Farmer’s Finest Sampler

Once Upon a Farmのベビーフードは、砂糖や保存料を一切使用しないベビーフードブランドです。すべての原材料がUSDAオーガニック認証、非遺伝子組み換えの認証を受けており、持続可能な方法で栽培されています。
脳の健康のためにオメガ3脂肪酸を加えたスマートブレンドや、プロバイオティクスとエルダーベリージュースの粉末を加えたイミュニティブレンドといった、脳や免疫の健康に焦点を当てた商品を出しています。

そしてコールドプレス技術により、有害な殺菌を死滅させ、食品の栄養素や自然な味わい、食感を維持している点は、他のブランドと一線を画しています。しかしそのため、食べるまで冷蔵・冷凍保存が必要な商品が多いです(したがって、冷蔵コーナーで販売されています)。
また、ベビー・キッズフードブランドとして初めて、重金属を含む400以上の環境・産業毒素を検査する第三者非営利団体「Clean Label Project Purity Award」を受賞しています。また、ベビーフードに含まれる重金属や有害化合物、メラミンなどの規制と栄養成分の強化を求める米国初の認証であるClean Label Projectから「1,000 Day Promise」を取得し、新たにベビー用Advanced Nutrition Blendsを発売しました。

Happy Baby:食品の種類が多い・オーガニック

Happy Baby, Clearly Crafted
Happy Baby, Clearly Crafted

Happy Baby, Clearly Crafted Stage 2 Organic Baby Food, Apple Guava and Beet

ママであるShazi Visramは、健康的なオーガニックベビーフードの幅広い選択肢を親に提供するために、Happy Family Organicsを設立しました。パウチとジャーは100%USDAオーガニックで、鉄分、DHA、コリン、プレバイオティクス繊維など、主要な栄養素が含まれており、各ステージに合わせて特別に設計されたさまざまな種類のフードが用意されています。食品の種類が多いのが特徴で、特にステージ2用のボリュームたっぷりのミールパウチ、オーガニックオーツシリアル、洋ナシ、ズッキーニ、エンドウのパウチと、リンゴ、グアバ、ビーツのパウチが人気です。

Happy Baby Organic Puffs
Happy Baby Organic Puffs

Happy Baby Organic Puffs 2.1 Oz Mixed 3 Pack

なかでもPuffsが人気。
パフはお腹がいっぱいになるものではありませんが、赤ちゃんの指使いをトレーニングしたり、ペーストから固形物に移行する際に役に立つ食べ物です。

Happy Baby Organics Teether
Happy Baby Organics Teether

Happy Baby Organics Teether
1枚ずつパッケージに入っているTeetherは持ち歩くのも簡単です。
このTeetherは歯が生えてくる時期に、うずく歯茎を和らげるために噛むものを求めている子に最適です。
口の中で簡単に溶け、人工的な味は含まれていません。
古典的な歯が生えるビスケットの現代版であるこの歯が生えるウェハースは、痛む歯茎を和らげるために何か噛むものを探している歯が生えている子に最適です。

Cerebelly:脳をサポートする16種類の栄養素・オーガニック

Cerebelly Baby Food Pouches
Cerebelly Baby Food Pouches

Cerebelly Baby Food Pouches – White Bean Pumpkin Apple & Sweet Potato Peach Smoothie 

脳神経外科医が開発したベビーフード・ブランドです。発達神経生物学を研究していたテレサ・パーズナー(医学博士)は、最初の子供ができた際に栄養と子どもの脳の発達に関する文献を1年間読み漁り、その際、販売されていたベビーフードの中に必要と思われる十分な量の栄養素を見つけることができなかったため、独自に開発した商品です。
脳をサポートする16種類の栄養素をパウチからスナックバーまですべての製品に取り入れることにこだわっており、また野菜が豊富で、砂糖を一切使用していないオーガニック製品であることが評価されています。
さらに、重金属や汚染物質について第三者機関による検査を行っており、クリーンラベル純度賞を受賞しています。
製品ラインアップは他社に比べ小規模ですが、その選択肢は考え抜かれており、パウチの裏面には栄養パネルがあります。価格が少々高い傾向がありますが、品質の良さはそれに見合っていると思われます。

Gerber :低コスト・どこでも売っている・オーガニックあり

ガーバーは、市場で最も認知度が高く、広く利用されているベビーフードブランドの一つです。
高品質で栄養価の高いベビーフードとして高い評価を得ており、比較的低コスト。ガラス瓶、プラスチック容器、パウチといった様々なタイプが用意されています。

ガーバーには幾つか種類がありますが、使用するならばオーガニックがおすすめです。オーガニックは、USDAオーガニック、非遺伝子組み換えです。しかし一部の商品に少量の砂糖が加えられています。

Gerber Baby Cereal Organic 1st Foods
Gerber Baby Cereal Organic 1st Foods

Gerber Baby Cereal Organic 1st Foods

なかでもこのシンプルなシリアルは、初めての食事としておすすめです。母乳やミルク、水などと混ぜて、使用することができます。

Plum :非遺伝子組み換えオーガニック、塩や甘味料不使用

Plum Organics
Plum Organics

Plum Organics Baby Food Pouch 

プラム・オーガニクスはオーガニック食品、非遺伝子組み換え・持続可能の原材料を使用し、ベビーフードには砂糖や塩分が使われていません。
パウチタイプはBPAフリーでとても便利です。果物、野菜、穀物など、各食育ステージに合わせたさまざまな種類があります。
Stage3のパウチにはオーガニックのターキー、チキン、ビーフをブレンドした商品が多数あり、赤ちゃんの味覚を発達させるのに役立ちますよ。

Amara:パウダーがおすすめ・オーガニック

Amara Organic Baby Food
Amara Organic Baby Food

Amara Organic Baby Food

Amaraは、オーガニック食品を脱水したベビーフードのパックを生産しています。
生産には脱水工程を行っており、それにより食感や味が改善され、一般的な高熱製造過程よりも栄養価が高くなります。
人気のパウダータイプの製品は、水やミルク、母乳などと混ぜて使用することができ、硬さを自由にカスタマイズしたり、赤ちゃんに応じて量を増やしたり減らすことが簡単で、パウダーですので保存がきくのもうれしいポイントです。

手作りする場合

自分で離乳食を作りたい場合はは、ミキサーやフードプロセッサーを使うか、柔らかいものはフォークでつぶしましょう。また、生ものはすべて、塩分や調味料を加えずに調理する必要があります。バナナは生のまま(つぶして)与えてもかまいませんが、その他の果物や野菜は柔らかくなるまで加熱する必要があります。

Baby Food Maker, HEYVALUE 13-in-1 Baby Food Processor Set
Baby Food Maker, HEYVALUE 13-in-1 Baby Food Processor Set

Baby Food Maker, HEYVALUE 13-in-1 Baby Food Processor Set

Infantino Squeeze Station - Pouch Filling Station
Infantino Squeeze Station – Pouch Filling Station

Infantino Squeeze Station – Pouch Filling Station
その場合には、こういったフードプロセッサーや、パウチに入れる機械があるととても便利です。


Safety 1st 3-In-1 Grow And Go High Chair

また、離乳食は食事のスタートでもあるので、こういった椅子に座らせて進めていくことをお勧めします。

育児・学校・子供用品
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