アメリカでは、健康志向の高まりや忙しいライフスタイルから、エナジーバーが非常に人気です。
様々な種類のエナジーバーが販売されており、それぞれに特徴があります。
エナジーバーはスーパーなどで売っていますが、写真のようにとても大きなコーナーを構えています。
そこで今回は「アメリカで人気の高いエナジーバー」をいくつかご紹介します。
朝食やランチの時間が取れそうもない、もしかするとお腹が空くかも、そんな時にエナジーバーを1つ持ち歩くと助かります。
また、エナジーバーは種類も豊富ですし、小袋になっています。さらに壊れにくいものが多いので、日本へのお土産としても使えると思います。ただし、スーパーで買うよりもAmazonなどのオンラインで購入したほうが、大容量入りの箱が売っている場合が多く、結果として1本あたりがかなり安くなるので、オンライン購入をおすすめします。
CLIF BAR
CLIF BARは、アメリカで最も人気のあるエナジーバーブランドの一つです。
パン職人であり、元山岳ガイドでもあったエリクソンが、製品のアイデアを思いつき、1991年の自転車ショーで、ダブルチョコレート、アプリコット、デーツオートミールの3つのフレーバーをデビューさせたのが始まりです。
CLIF BARは、複数の炭水化物源からエネルギーを供給し、タンパク質、脂質、食物繊維をブレンドすることで、消化速度を遅らせ、活動中に持続的なエネルギーを供給します。
なかでも、Clif Kid Zbarは、人工甘味料、保存料、着色料は不使用で、炭水化物、食物繊維、タンパク質、脂質をブレンドして作られたオーガニックのスナックバーです。砂糖が多すぎず、健康的な量のタンパク質と脂肪が含まれているため、子供に安心して与えることができます。
今回はそのClif Kid Zbar chocolate chip味を試してみました。
オートミールが主体になったエナジーバーで、くにゅっと柔らかい食感です。
オートミールをかむことで満腹度が上がります。
無糖チョコレートを使用しているからか、チョコレートの味がしっかりして、甘すぎず、とてもおいしいです。
また、イチジクが入っているようなのですが、そのせいか、後味でレーズンのような味がします。
これ、かなり好きです!!
KIND BAR
KIND BARは、ナッツや果物などの天然素材で作られたエナジーバーです。
Kind barのカインド社は、ニューヨークに本社を置く2004年に設立された会社です。
様々なタイプのエナジーバーを出していますが、基本的に人工甘味料や保存料は一切使用していません。
今回は、その中でもChewyというバーを試してみました。
この商品は、身体に悪いと言われるトランス脂肪酸が入っていないグラノーラバーです。
全粒オーツ麦を使用しているのですが、サイズが異なるものが合わさっているのか、噛んでいるといろいろなテクスチャーを感じることができ、噛むのがとても楽しいエナジーバーです。
甘めだけど、控えめです。人工香料、着色料、保存料、糖アルコールは一切使用していません。
さらにこのバーは、1本当たりの糖質が他社より約25%低いそうで、うれしいポイントですね。
ただ、チョコチップ味としては、Clif Kid Zbar chocolate chipのほうが、チョコレート味を楽しめると思います。
Ready Clean
Ready Nutrition は、2017年にアメリカで設立されたスポーツ栄養サプリメントのブランドです。CEOは元プロアスリートのDolman 氏と Long 氏で、彼らの経験から、安全で効果的なスポーツ栄養サプリメントを提供したいと考えたことが始まりです。
Ready Nutritionの製品は、すべて天然由来の成分で作られており、人工甘味料、化学物質、GMO は一切使用していません。
そのエナジーバーであるReady Cleanは、オーガニックの果物、ナッツ、種子などを原料としており、人工香料、人工着色料、保存料は一切使用していません。また、小麦、大麦、ライ麦などのグルテンを含む穀物は使用していないため、グルテンフリーの食事をしている人でも安心して食べることができます。
今回は、Dark Chocolate Sea Saltという味を試してみました。
15gのタンパク質と7gの食物繊維、そしてアマニ種子が含まれています。
バーの裏側は、みっちりとチョコレートでコーティングされていたので、見た瞬間は、甘いに違いない!と思ったのですが、濃厚なダークチョコレートの味とほんのり塩味がして、甘すぎず、大人っぽい味わいです。おいしいですよ。
サクサクとした食感もよく、噛み応えがあるので、満足感があります。さらにたんぱく質が豊富なことから、トレーニングをした後の筋肉の回復に効果がありそうです。
Nature Valley
Nature Valleyエナジーバー は、アメリカで人気の高いグラノーラバーです。
100%天然素材で作られており、人工甘味料、人工着色料、保存料は一切使用していません。
食物繊維が豊富で、1本あたり5g以上の食物繊維が含まれています。食物繊維は、消化を助け、満腹感を維持し、コレステロール値を下げるのに役立つそうです。
また、タンパク質、ビタミン、鉄、マグネシウムなどミネラルが豊富に含まれています。
種類も豊富なのですが、今回はCrunchyというシリーズのOats’n honeyを試してみました。
1袋に2枚入り。
クランチーというだけあって、サクサク食感がとても良いです。
オーツが香ばしく、はちみつの風味と甘さがちょうどいいです。
食物繊維もたくさん入っているのも、私はとても好きなポイントです。
万人受けする味でおいしいサクサクのエナジーバーです。
Fiber One Chocolate Fudge
Fiber One は、食物繊維が豊富で、低カロリー、低糖質のエナジーバー(ここまでくると、スナック?)です。
1袋100キロカロリーのエナジーバーが多いなか、このFiber Oneのカロリーはわずか70キロカロリー。砂糖は2グラムと少な目です。また、1日分の食物繊維が20%以上含まれています。
他のエナジーバーに比べたら、サイズが小さくて軽いので、”だから低カロリーなのね”と思ってしまいます。
そして味は、見事にブラウニー!
まさに厚みが薄いブラウニーです。
ちょっと小腹が空いたときや、おやつの時間にパクっとしたくなる1袋です。
MADEGOOD
MADE GOODは、子供向けに開発されたオーガニックグルテンフリーのエナジーバーですが、もちろん大人も楽しむことができます。
なぜ子供向けかというと、グルテンフリーで最も一般的なアレルゲンを含まないため、子供のスナックにもってこい。ナッツが含んだものを持っていってはいけないといったスクールスナックとして最適です。また、6種類の野菜エキスから抽出された栄養素も加えられており、たんぱく質、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
他のエナジーバーのようにナッツなどは入っておらず、オーツ麦がゴロゴロしているので、食べ応えがありますが、そのボロボロさの好みは分かれるところ。しかし、甘さは控えめで、チョコレートのカカオ味もしっかりとした風味で、おいしいです。学校に持っていくためのお菓子としては、まずこれを持っていけば安心です。
なお、すべての材料がUSDA認定オーガニックで、人工香料、人工着色料、保存料は一切使用していません。
Nature’s Bakery Fig Bars
Figとはイチジクのこと。
Figバーとは、イチジクのジャムを柔らかいタイプのクッキーで包んだ焼き菓子です。
Fig Barsの起源は古く、中東では何世紀にもわたって作られてきた伝統的なお菓子で、ヨーロッパや北米に19世紀頃伝えられ、今でも定番の焼き菓子の一つとなっています。
様々なメーカーがこのフィグバーを出していますが、このNature’s Bakeryが有名。
食べやすい量で小袋に入っており、学校や職場でのスナックにぴったりです。
全粒粉をクッキー生地に使用しており、さらにFig自体に食物繊維やビタミン、ミネラル、特に、カリウムや鉄分が豊富に含まれているので、健康にも良いことから、エナジーバーのような扱いで売られています。
甘酸っぱいイチジクのジャムと、ほろっとしたクッキー生地の食感がやさしく、かなり満足度が高いです。クッキーの柔らかい生地が苦手、という方も時々いるので、そういう方には、生地がポロポロするし、、とあまり好まれないかもしれません。でも、酸っぱくて甘いイチジクベースのジャムと、ソフトな食感は、多くの人の好みに合う味だと思います。
Kellogg’s Special K Pastry Crisps
こちらのケロッグスペシャルKぺストリークリスプ。
残念だけど割れていたの図。
薄いパイ生地で、中にフルーツのジャムが入っています。
だいぶ食べてから気がついたのですが、表と裏が逆でした。
アイシングがされている方が、表です。
Special K Pastry Crisps は、全粒粉を使用しており、食物繊維が豊富です。また、ビタミンやミネラルも含まれた商品です。
しかし、正直全てが甘いです。こんなに薄いのに。。
Rice Krispies Treats
ライスクリスピーズ・トリートは、マシュマロとライスクリスピーを混ぜて作るお菓子です。
幼稚園や学校で、何故かこれは”ヘルシー”みたいな風潮があります。
いろいろな種類があるのですが、今回は色鮮やかなスプリンクルが散りばめられたタイプのものを試しました。
日本のポン菓子にそっくりですが、マシュマロが混ざっているので、くにゃっとした食感が混ざります。思ったよりも甘くないのですが、マシュマロの甘い香りが強いです。
これは、エナジーバーのコーナーや、近くで売られていることが多いので、合わせて紹介しましたが、たんぱく質や食物繊維は少なく、カロリーが高い”お菓子”です。
価格が安く、軽いので荷物にならないという点では、お土産向きです。
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