日本に帰ると、缶チューハイを飲むのが私の楽しみの一つなのですが、アメリカでは缶チューハイってあると思いますか?
そう、実はこのアメリカでも”缶チューハイっぽいもの”はたくさん売っていますよ。
そして、ノンアルコールも気になるところですよね。
そこで今回は「アメリカ 缶チューハイ事情について。おいしい缶チューハイとノンアルコールの人気商品」を紹介したいと思います。
甘いアルコールドリンク
アメリカではいわゆる”甘いアルコール飲料”のことを”Alcopops アルコポップ”と言います。
種類はアルコールの種類同様に様々で、ワインベース、ビールベース、ウォッカなどのスピリッツ系などといろいろあります。
それらにフルールジュースや香料などを加えて、甘くしたものがアルコポップにあたります。
言い方としては、それ以外にFAB(フレーバーアルコールビバレッジ)、FMB(フレーバーモルトビバレッジ)などいろいろあるようです。
これらは甘くアルコール度数も様々なので、基本的に飲みやすく若い人がジュースの延長として飲む場合も多いようです(それが少し問題にもなっています)。価格も様々ですし、さらには大量のカフェインが含まれたものも登場しています。
それらの中で、日本の”缶チューハイ”に当たるのが、Hard Seltzersハードセルツァーかな?と思います。フルーツジュースから発酵させたものもあれば、ウォッカベースのものもあり、フレーバーの種類や炭酸の強さも大きく異なります。
今、このハードセルツァーはとても人気で、種類もどんどん増えています。
というのもまずダイエットに良い、といわれています。このハードセルツァーは12オンスの缶あたり平均2グラムの炭水化物を含み、ケトン体ダイエットに適しているそうです。またカロリーは約100カロリー(ビールは大体150カロリー、ジュース系ソーダは200を越えます)程度でビールよりも砂糖が少ないので、ダイエット中の方はビールを飲むよりもハードセルツァーのほうがおすすめです。
では、人気のハードセルツァーを紹介します。
夏が近づくと、常に新しいバージョンが出てくるようなので、スーパーなどで見かけたらお試しくださいね。
日本の缶チューハイ:人気のハードセルツァー Hard Seltzers
BON V!V
カロリー:90cal アルコール度:4.5%Alc/Vol
ハードセルツァーの先駆けブランドがこのBon V!V。
すっきりとしたさわやかな味わいで、砂糖やグルテンを含まず、天然成分で作られています。
2グラムの炭水化物と4.5パーセントのアルコール度でわずか90カロリー。飲みやすいドリンクです。
レモンライム、ココナッツパイナップル、クレメンタインハイビスカスなどといったフレイバーデュオが特徴的でココナッツパイナップルセルツァーといったユニークな商品もあります。
Henry’s
カロリー:88cal アルコール度:4.2%Alc/Vol
ヘンリーのハードセルツァーはわずか88カロリー。
ハードセルツァーの中でもローカロリーなので、カロリーから選ぶなら断然コレ!
低炭水化物で、砂糖はゼロ。
軽くてさわやかで、自然な味わいが際立ちます。
レモンライム、パッションフルーツ、ストロベリーキウイなどが有名ですが、中でもストロベリーキウイフレーバーがジューシーでおすすめです。
Smirnoff
カロリー:90cal アルコール度:4.5%Alc/Vol
わずか90カロリー、1gの炭水化物、ゼロシュガーのセルツァーです(シリーズによって90カロリーではないものもあるので、注意してください)。
なかでも、ロゼセルツァーのピンクの缶はとっても人気のシリーズ。
最高のワインフレーバとして、ラズベリーローズがおすすめです。
また、これらにピンクアップルやホワイトピーチなどを混ぜると、より軽くて最高のスパークリングロゼの味がします。
晴れた夏の日にぴったり。
Truly
カロリー:100cal
アルコール度:5%Alc/Vol
天然香料で作られているTruluは人工甘味料が含まれておらず、砂糖1g。また5%のアルコールでたった100カロリーからできています。
ベースはサトウキビから作られたビール、なのでTrulyはハードセルツァーの中でも風味が豊かです。
ベリーと柑橘系・特にライムのフレーバーが最も人気があります。 またパッションフルーツは、他ではあまりないフレイバーです。
White Claw
White Claw Hard Seltzer Variety Pack #3
カロリー:100cal
アルコール度:5%Alc/Vol
目を引く、そして意外と覚えやすいパッケージがポイントのWhite Claw.
2019年にはハードセルツァーの全売上高のほぼ60%を占めたブランドです。
このブランドは発酵糖を使用する独自の醸造プロセスと、開発に1年以上かかった酵母菌株を使用しています。 麦芽は使用していませんが、最終製品にフルーツジュースとサトウキビを少し加えており、すこし甘くできています。
ホワイトクローのフレーバーは基本的に、ブラックチェリー、ライム、マンゴー、ラズベリー、ルビーグレープフルーツですが、バランスがとても良いです。
より軽いタイプをお探しの場合は、ホワイトクローハードセルツァー70のシルバー缶を探してください。フレーバーは限られていますが、無糖、70カロリー、わずか3.7パーセントのアルコール度数です。
これはとにかく人気。私もよく飲むのですが、おいしくてとても飲みやすいので気を付けてくださいね。
人気のノンアルコールドリンク
こちらはノンアルコール飲料を紹介します。
ワイン、ビールなどノンアルコールもいろいろありますよ。
ノンアルコールビール Athletic Brewing NA beer
Athletic BrewingのNAビールは、後味の悪さはなく、まさにお酒と同じようなニュアンスを味わうことができるドリンクです。プレミアムウィーンモルトを使用し、イギリスとアメリカのホップを組み合わせて醸造されていますが、アルコール除去されています。
ほのかな土の香りとスパイシーな香りが、柑橘系のアロマとバランスがとれた飲み物です。
ノンアルコールビール Guinness Non-Alcoholic Draught Beer
なんとギネスにもノンアルコールがあるんですね。かなり驚きです。
味はギネスの兄弟ってところでしょうか。かなりリアルな味になっています。
じっくりと味わうギネスを楽しみたい方におすすめです。
ノンアルコールワイン Proxies
ワインボトルからノンアルコールでもワインを注ぎたい、そんな日もありますよね。
このプロキシは、そんな時におすすめの商品。
一般的にノンアルコールワインは、ジュースのようになってしまうことが多いのですが、このプロキシは、果汁、紅茶、スパイス、ビターズなどから作られており、ワインにありがちな複雑な味わいを楽しむことができます。
ブランスレートはソーヴィニヨン・ブランを思わせ、レッド・エンバーはボディがありながらクセがなく、レッド・クレイは、ベルベットのような口当たりと余韻があり、おそらく最もワインらしいワイン、といったようにそれぞれの商品がまさにワイン同様に味の違いを楽しませてくれます。
コメント