今回は「アメリカでヨーグルトを手作りする方法」を紹介します。
実は数年前からヨーグルトを自家製しています。
作り方はとっても簡単で、とってもさっぱりとしておいしいので、おすすめです。
普通の牛乳で作れます。
自家製ヨーグルトの作り方
まずこちらをAmazonで購入しました。
(最近はパッケージが異なるようですが、こちらがほぼ同じ商品です。入っている菌はBulgarian yogurtです。)
このスターターキットには、Viili, Fulmjolk, Piima, Matsoniの4種類のヨーグルト菌が2パックずつ、あと説明書が入っています。
パッケージには、こんな風に小さく名前が書いてあります。
各ヨーグルトの特徴
Viili フィンランドのヨーグルトで、濃いヨーグルトです。とてもマイルド、クリーミー。どんなヨーグルトレシピにも最適です。
Fulmjolk こちらもフィンランドのヨーグルトで、チーズを想像させるような強い香りと、カスタードのような形状をもっています。
フルーツと一緒に食べたり、パイの上に乗せても最高です。
子供が大好きです。
Matsoni ジョージア共和国のヨーグルトで、とってもさらっとしています。はちみつのような香りがほのかにして、カスタードのような形状です。
フローズンヨーグルトに最適なヨーグルトらしいヨーグルトです。
PIIMA スカンジナビア共和国のヨーグルト。さらっとしていて、マイルドな味なので、飲むヨーグルトとしても最適。
このメーカーでは様々なヨーグルト菌を販売しているのですが、これを購入することにしたのは、これらのヨーグルトが室温(70-77F)で作れる種類だからです。
キッチンの片隅に置いて、カルチャーすればいいので、ヨーグルトメーカーが必要ありません。
楽でしょ?!
早速、カルチャーしてみる
では早速カルチャーしてみます。
・ヨーグルトスターター 1袋 (銀色のパッケージ)
・Pasteurized whole milk 普通のスーパーで売っているWhole milkで大丈夫です。
・Glass jar 殺菌するので、ガラスの容器がおすすめです。
・Coffee Filterと輪ゴム コーヒーフィルターの代わりに、キッチンペーパーでも大丈夫だと思います。
・混ぜるスプーン(アルミじゃないもの。ステンレスはOK)
を用意してください。
①容器や、使用するスプーンは、熱湯をかけて、殺菌してください。
②1-2カップの冷たいミルクをガラス容器に入れます。
③そこへ1パックのヨーグルトスターターを加え、よく混ぜます。スターターは真っ白い粉状になっていました。
④コーヒーフィルターで容器に蓋をし、輪ゴムで留め、70~77F(21~25度)の場所に置きます。(上記写真)
⑤12時間後、ヨーグルトっぽくなってきたか確認します。
まだなっていないようであれば、最長48時間まで数時間ごとに確認してください。
私の場合は、夜寝る時に部屋の温度を70F ほどに下げるので、その間のカルチャーがうまくいくのか心配でしたが、約36時間でこのようにヨーグルトが出来上がりました。
ところどころに気泡ができている(矢印)ので、牛乳からヨーグルトに変わったことがわかる(液体から固体状になった)と思います。
では、ヨーグルトが完成したら、蓋をして冷蔵庫に6時間以上おいてから、召し上がってください。
その時、次のヨーグルトカルチャーのために、一部(大さじ1~2)を取っておくことを忘れずに。
次のカルチャー方法
①1カップの冷たいミルクをガラス容器に入れます。
②そこへ大さじ1のヨーグルト(カルチャー済み)を加え、よく混ぜます。
③コーヒーフィルターで容器に蓋をし、輪ゴムで留め、70~77F(21~25度)の場所に置きます。
④12-18時間後、ヨーグルトっぽくなってきたか確認します。
その場合少しヨーグルトの瓶を傾けると、塊が動くようであれば、ヨーグルトの完成です。
⑤ヨーグルトができたら、蓋をして冷蔵庫に6時間以上おいてください。
6時間おいたら、召し上がれ。
その時、次のヨーグルトカルチャーのために、一部(大さじ1~2)を取っておくことを忘れずに。
お味は?
今回Viiliを試してみたのですが、とってもまろやかでおいしいヨーグルトでした。
私はヨーグルトの酸味があまり好きではないので、ちょうどよかったです。
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